りんりんブログ

弁護士の報酬

弁護士報酬(依頼者が弁護士に対して支払う費用)は、原則として各弁護士が定めるものであって統一的・客観的な基準はありません。また、個人の依頼者にとっては、その報酬(費用)は高額とのイメージが定着していることは否めません。資金面での不安から依頼を躊躇する者も多いのが現状で、それがさらに、弁護士は「トラブル解決の最終手段」と思われ、出来る限り自分で処理しようとして問題が大きくなるケースが増えているのです。弁護士報酬の相談もきちんとうけ、過重な負担とならないような支払い方を提案してくるのがまっとうな弁護士事務所といえるでしょう。


弁護士と司法書士は、法律にかかわるということでは同じとみられますが、同じ法律関係の中では仕事範囲の区分ははっきりしています。弁護士は主に法律全般、司法書士は登記関連の業務といえるでしょう。不動産や商業の登記にかかわるトラブルは司法書士に、債務整理、自己破産など法律、金銭にかかわるトラブルは弁護士に相談しましょう。


弁護士法によると、法科大学院を卒業あるいは司法試験に合格し、司法修習を終了した者以外は弁護士と名乗ることを許されていません。それだけ、法律を扱う弁護士という仕事がデリケートなものであり、たくさんの知識と高い人間性が求められるのです。


Cool Head & Warm Heart・・・。医師、弁護士、教師など、人を導く、あるいは助ける立場に立つ人間には、冷静な頭と暖かい心が求められます。しかしたとえ少数であっても、冷たい心の持ち主で、すぐ頭が熱くなってかっとなってしまう人間がいることは事実です。(cold heart & hot head)そしてまた、そういう人が問題を起こすことで、同じ立場の多数の人間がそのように見られてしまいます。もう自分ではどうすることも出来ない人に残された、最後に出来ることは、助けを求めるべき相手か否かを見極めることではないでしょうか。


「『弁護士に相談』とよくいうけど、事業の失敗や連帯保証人になったための借金だったらまだしも、自分の借金はギャンブルのため、あるいは買い物のしすぎで出来たものだから、『あなたが勝手に作ったものなんだから、自分でどうにかしなさい』って言われるんじゃないかな」とあきらめていませんか?
弁護士


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最終更新:2007年11月20日 12:08