とある馬鹿と彼女の部屋で


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

「よう、お疲れ」
「・・・とりあえず死んで? このド変態。マジ最低」
「といいつつちゃっかり用意してくれる辺り、さすがと言わざるを得ないわけだが」
「言っておくけど、次はないからね? 土下座しようと五体倒地しようと絶対にないから」
「といいつつ実は内心頼まれたら拒めない性分を隠せないリカちゃんであttぶべら!?」
「変なナレーション入れるな馬鹿ァ!! 変態!!」

先ほどまでの熱気もすっかり冷めた某武道館の裏手、関係者通用門。
グーパンチを顔面に受ける翠とグーパンチをぶちこむ摩璃華が恋人同士なのはご存知の通り。
恋人同士の二人、待ち合わせて帰宅するなど極当たり前の光景である。


二人が向ったのは、勝手知ったる何とやら、というやつである。
「というわけで付いたな」
「・・・うう、今すぐ追い返したいんだけど」
「いやー、ここ来るのも、もう何度目かねぇ。なんつーかアレだな。タンス漁るぞとか言ってたのが
 遙か昔の事のようだ・・・」
「何この人がお茶用意してる間にタンス全段にクローゼットまで漁ったド変態。もうやだ堪忍して」
「中学時代の制服とか仕事で貰った服とか律儀にとってあるくせに、しまはなかったんだよな・・・うぬ、残念」
「やかましい!」
すぱこーんと縁石で頭がかち割れる音が、初峰崎家周辺のご近所中に景気良く響き渡る。

ちなみに、ご希望に応えてしましまは調達済みだったりする。
アイドルは彼氏相手では特に抜かりはないのである。


「はぁ・・・もういい。はいどうぞ。いらっしゃいませ」
というわけで、無人の初峰崎家に灯が燈る。
「おう、お邪魔するぜ・・・っと、今日もいないのな、おかん」
「居たら呼ばないわよ。今日は帰ってこないから、気にしなくていいわよ」
「だろうな。流石に海の向こうに出向くのを見送ったその日に帰ってこられたら困る」
「経理の仕事で海外に、ってそんなことあるのか知らないけど・・・まぁ助かるからいいんだけど」
実際は海の向こうで行われる闇業界の行事に出るためなのだが、娘は母の本当の仕事を知らない。
翠が闇社会の組織でバイトをしていて母もそこと少なからず関係あることは聞いているが、
詳細には聞かされていない。いずれ話してくれるだろう、と思うばかりである。


「というわけで着替えてくるけど・・・いいって言う前に入ってきたら、今度の今度こそ絶交だかんね!
 馬鹿に無理矢理お嫁に行けない身体にされたってお母さんに言いつけるから!」
「いやまぁお嫁に行けない身体にしたのは事実だが、流石に絶交は御免被りたいので仕方がない。我慢しよう」
摩璃華の自室前で繰り広げられる、毎度の光景。
彼女にしてみれば、着替え中に覗かれる⇒置時計の一つも投げつけてやろうと腕を伸ばす⇒
足を引っ掛けて転ぶ⇒派手に音をさせてしまったものだから彼氏がドアを蹴破って入ってくる⇒
彼曰く「エロい格好で半裸で倒れてるオマエが悪い。あんな姿の彼女が目の前に居たら、ベットに運んで
ありがたく堪能させてもらわないのは神罰モノだ」という、みっともないけど気持ちよかった初体験は
ある意味では恥辱でしかない。
おんなのこはムードを大切にする生き物なのである。一方馬鹿は肉欲第一なのである。


「おーいまりかー、まだかー? そろそろのぞくぞー」
「うっさい! 近所迷惑! あとちょっと我慢したら好きなだけ来て見て触って構わないから我慢する!」
まったくもう・・・どうせもうちょっとしたら脱がされるが分かってるのに、なんでまた律儀に
今回もステージ衣装をギャラと引き換えに貰ってきてしまったのだろうか・・・。
ま、翠くんが喜んでくれるから、いっか。
もうちょっとだけ待っててくれたら、世界で一番かわいいアタシを、好きにしていいから、ね。

      • 暇だ。暇なときは冷やかすに限るな。
「・・・えるおーぶいいーらぶりーりかちゃー(棒読み)」
「うっさいわこのバカ! つかそれ何十年前からあるのか本気で疑問なんだけど」
「とりあえずマメに返してくれる辺り律儀だなぁ。さすが俺の嫁」
「嫁言うな! ・・・まったくもう。はいお待たせ。はいっていいよ」
あ~ぅ、やっぱ緊張するぅ・・・正直、ステージ立つときより緊張するよぉ・・・
別の意味でもドキドキしてきた・・・。はうぅ、なんか私、感化されてきてる?

「そんじゃま、ごかいちょ~・・・うむ、さすが俺の嫁。まさにマーヴェラスってやつだ」
「・・・うう、褒めてくれるのは嬉しいんだけど、そんな嘗め回すように見られるとハズい・・・」
「いいじゃんか、減るもんでもなし。さっきまで俺以外の男からも汚い視線を一身に受けていたくせに」
ああ言えばこう言う、いっつもそうなんだから・・・アタシとしては、今こうして翠くんのために
この変に露出高くてハデハデな衣装を着てる瞬間のほうが、ステージの上よりよっぽど大事な時間なんだけど。
あんな肉の塊どもなんかにどう見られたって気にしないもん。

「いっつもそんなことばっか言うんだから・・・数回前のステージ衣装で、おんなのことして大事な何かを
 失ったことについてはフォローなし?」
「細かいこと気にすんなよ。今更だろ?」
「・・・はぁ。なんかアタシ、こんなのの彼女よくやってるよなぁ、って偶に思うのよね」
「まぁそういうもんだろ。諦めが肝心だぞ」
既に諦めとかそういう次元はとうに通り過ぎて、やっぱり好きで好きで仕方がないから彼女してるんだとは、
決して言わないし、こっぱずかしいので言えるわけがない。

「諦めて残りの生涯アンタの嫁で過ごすのもどうかと思うんだけど・・・はぁ」
「ま、とりあえず今を楽しむが先決な訳で、と」
「ちょ、ま、ん、ん・・・」

もう我慢できない。
貪るようにお互いの唇を吸いあい、口に含めた唾液を、舌を絡めて交換しあう。
そのままベッドに縺れるようにして倒れこみ、なおお互いの想いを唾液に乗せて、まるでそれをどれだけ
飲めるかが相手をどれだけ想っているかを示す証であるかのように、ひたすらに、唯ひたすらに、
それ以外の行為を忘れてしまったかのように、熱いくちづけを交し合う。

「はぁ、はぁ、はぁ・・・もう、いきなり、なんだから・・・」
という摩璃華の恍惚に頬を染めたその表情は、たった一人の愛しい男のためだけに存在する極上の笑み。
胸の高鳴るこの瞬間、この想いのためだけに、今日一日はあったと言っても構わない。

「あのな、健全な青少年の前でドア一枚挟んで生着替え敢行した挙句、出てきたのが煌びやかなステージ衣装の
 愛しの彼女だったら、いきり立つなというほうが無理だ。というわけで」
「ちょ、ん、いた、つよいって、もう、は、ん、あん」
翠も、一刻も早く愛しい摩璃華に触れたい、その一心で伸ばした手は、まずは程よく実った
二つのふくらみへ向う。さすがは公称C(実はB)、程よいフィット感がまさに俺の嫁という感じだ。
痛いというのもいつものこと。ちょっと強めにしてやるのが実は一番感じるのは良く分かっている。
世界中の誰よりも摩璃華のことを知っているからこそ出来る。世界中で俺だけが摩璃華にしてやれる。
摩璃華を世界の誰より一番気持ちよくしてやれる。世界で一番至福の時間の始まりなのさ。

「流石はアイドル、何時聞いても、いい声で啼いてくれるなぁ・・・」
「なによ、その、んはぁ、きちく、みたいな、ん、いいかたぁ・・・ん、はぁ、ちゅ、ん」
摩璃華をすっと抱き起こした翠は器用に背に回り、背から両胸を思う存分揉みしだく。
つい先ほどまでは世の中高生の憧れの的であった煌びやかな衣装すら、この場にあってはただひたすらに
劣情を促すものでしかない。

さらにお互い顔を寄せ合い、唇を啄ばみ合う。
見つめあう瞳と、交わす唇、飲みあう唾液、触れ合う肌。それだけあれば、言葉はなくとも想いは通じ合う。
言葉よりも、もっと多く、大きく、強く、想いは繋がりあうことができるのを、二人は知っている。

「この姿のオマエをオカズにする健全な青少年はごまんと居るだろうし、今日会場に居た中にも
 居るだろうけど・・・現物が今まさにこうなってるとは、誰も、思っちゃいないだろうな・・・」
「あたりまえ、うん、は、でしょ・・・だれが、あなた、いがいに・・・ゆるす、もんかぁ・・あぁん!?」
あたしは、すいくんだけの、おんなだもん・・・!
キスするのも、胸触らせてあげるのも、下を触らせてあげるのも、はずかしくても全部見せてあげるのも、
ひとつになってあげるのも、すいくんだけだもん・・・!

「やっぱりかわいいな、摩璃華・・・」
本当に摩璃華はかわいいと思う。間違いなく世界で一番いい女だ。
どんな女が目の前に居ようとも、自信を持って言える。
そんな摩璃華の、俺だけが触れる、唯一の聖域(デルタゾーン)に手を伸ばす。
スカートを捲り上げて触れた瞬間、しっとりと濡れているのが感触で分かる。
「あー、やっぱ濡れてるねぇ・・・ほれほれ、きもちよかろう」
「はぁう! あん、う、うるさ、いぃ・・・ん、く、ふぅ・・・あぅ、ん、あぅ、ん」

翠は首筋に顔を埋め、匂い立つうなじと髪の感触を堪能する。
「クンクン・・・ん、いいにおいだな・・・香水つけてる?」
「だって、ん、すこし、あせくさいかな、っておもったから・・・ひゃん!?」
こういうところが本当に可愛いわけだ。摩璃華の汗の匂いはもちろん嫌いじゃないが、汗臭いくらい気にしないって
いつも言ってるのにこういうことをする、見栄っ張りなところが堪らなくかわいいと思う。

「摩璃華、かわいいよ摩璃華・・・」
「はにゃ、ふぅ、うぅん・・・あ、お、おねがいだから、ふく、よごさないで・・・ひゃん!?」
「そいつは、無理な、相談だ・・・アイドルを衣装ごと、外から中まで汚すのは、彼氏の、特権だからな・・・
 ちゃんと洗って返すから、さ・・・」
「ちょ、そ、そういう、もんだいじゃ、はぁう! ないん、だってぇ・・・うぅん」
そうは言ったものの、もう既に胸の周りは零れた唾液と汗で濡れ、下も、もうあふれ出る雫でスカートにも
シーツにも染みが出来ている。

わざとらしく下腹部を弄る手の動きを大きくしてくちゅくちゅと聞こえるよう音を立てながら、
摩璃華にささやきかける。こうして夢現の状態で囁きかけられるとより濡れてくるというのは、
間違いなく翠以外の男は知るよしもない秘密である。二人だけの秘密に、存分に、酔い痴れる。
「はっはっは・・・それもこれも全部かわいい摩璃華と煌びやかな衣装が悪い。そうに違いない」
「わたしの、はぅ、せい、なの・・・ふあ、あ、う、ああああ」
「そ、わるいのは、お、ま、え、な、の!」
「ひゃああああああああああ!? あああ!? ひゃああああああああああああああああああ!?」

徹底的に芽を弄られ絶頂に達した摩璃華の目には、もう翠以外の存在は映っていない。
肩で息をしながらも、手は強く繋ぎあい、お互いを確かめ合う。
「はぁ・・・はぁ・・・あう、はぁ、はぁ・・・すい、くん、はぁ、あぁ、うぅん・・・」
「いや~ほんっと、かわいいなぁまりか・・・オマエよりいい女なんて世の中に存在しないな、間違いなく」
「はぁぁぁぁぁあ・・・ありがと、うぅ・・・」
「よし、じゃ、次は、と・・・っしょ、と。はい、ごかいちょ」
「やかまひぃ!・・・うぅ、はずかしぃよぅ・・・」
もはや絶頂に達し弛緩しきった摩璃華に、翠に足を開かれる恥辱に抗うことは出来ない。
再び手前に回るついでと言わんばかりにショーツは脱がされ放られ、愛液に塗れた恥部を隠すものは何もない。
何度見られようと、とっくの昔に純潔を捧げていようとも、こういうのは本当に恥ずかしい。
為すすべなく見られてしまうことも恥ずかしければ、この光景を綺麗だといわれてしまうことも恥ずかしい。
      • でもちょっぴり嬉しいのはやっぱり秘密。

「すんごく、綺麗だぞ、摩璃華・・・そいじゃ、いくぞ・・・」
「うん、きて、すいくん・・・うう!? あああああああああああああ!?」
既に全力全開で天を突かんばかりの怒張を摩璃華に濡れほぞる秘裂に宛がい、一気に刺し貫く。
翠以外の男を知らない、翠のためだけに存在する蜜壷は、愛しき怒張を受け入れ、歓喜に震える。
「うぅ、さすがはまりか、流石にきっついねぇ・・・っ!」
抗いきれない衝動に駆られる翠は、ただひたすらに怒張を摩璃華の一番深いところに何度も打ち付ける。
ぱんぱん、ぐちゅぐちゅ、卑猥な音が狭い部屋に響き渡り、二人の感情をより淫靡なものにしていく。
「ううぅ!? はぁ!? おね、がい! やさしく、してえええ!? ああああん!?」
「むり、いうなぁ! こんなに、こんなにきもちがいいのに、いまさらとまれるかぁ!」
「ああ!? んう! は、ああ! いい! いいのぉ!?」
「まりか、まりかぁ!」
「あああああああ!! あうん!! あう、あああああああああん!!」
「はぁ! はぁ! やっぱ、さいこうだ、まりかぁあああ!」
「あああああああん! ああ! ああああ!」

精力と若さと熱い想いと快楽と、その全てが二人の律動を早め、想いを加速させていく。
言葉にするよりも確かに感じる想いと、その橋渡しをする快楽だけが、今の二人の全てを支配する。

感極まる摩璃華、とうに焦点も定まりきらない快楽と恍惚に支配されきった表情の中に、僅かに理性を湛えた
宿した目がきらりと怪しく光る。その摩璃華がとった行動はと言えば・・・
「ちょ、おま、ばか、蟹挟みは、まて、オイいいいいい!」
「あああああ、ああう! せきにん、ああ! とって! くれるんでしょ! あああんんんんん!?」
「いいから、はなせ、この、おい、てめ!」
いつもの翠ならは摩璃華の蟹挟みくらいならいとも容易く振りほどけるのだが、今はセックスの真っ最中、
全身の感覚は全て股間から伝わる快楽を伝えるために回され、躍動する筋肉も今は摩璃華の最奥を貪るべく
腰を律動させることにその全ての力のベクトルを向けている。
こんな軽い拘束ですら、その余りの魅惑的であまりに煽情的な光景、仕草に、抵抗することすらできない。

「おねがいぃ! なかに、なかにきてえええええ!」
「オイこら、マジはなせぇ! つか緩急つけんなオイ!」
「あああ! はぁ、ああああ! んん、あ、は、あああああああああ!?」
「きこえてねええええええええ! 意識半分飛んでやがるううううううう!?」
「はああああ! あううう、ううん! いいのぉ! いいのぉ!」
      • さっきまで意識があるような気がしたが、気のせいかも知れん!
腹を括るしかないってか! 俺の嫁だと言っている以上、戸籍上でも嫁にしてやらいでか!
「こうなりゃヤケだああああああ! 種付けが怖くて膣内に出せるかああああああああぁ!」
「あああ! ああううううう! んんんん! はあ! すいくん! すきなの! あいしてるのぉ!」
「まりか、あいてる、まりかああああ!」
「はあ! ああ、あああああ!・・・ああ、あ、ああああああああああああああああああああ!? あ、あ・・・」
全身を駆け巡る抗いきれない快楽の電流と、最奥のそのまた奥に愛しい男の魂の欠片をいっぱいに受け止めた
熱い感覚に包まれ、摩璃華の意識はショートを起こし、絶頂と同時に気を失ってしまうのであった・・・。



時はもうすっかり夜。今夜は月すら顔を出すのを躊躇う夜。
痴れ者の星明りだけが、二人の夜を見つめていた。
「・・・とりあえず、だ。もう止められない段階で蟹挟みは、割と本気でマジに勘弁して欲しいんだが」
「いや、そんなこと知らないし。それに、人に断りもなく膣内に出した男の台詞とは思えないんだけど」
「てっめ、なかにきてぇ とか言ったのはそっちだろ・・・」
「さぁ? ぶっちゃけ、気持ちよすぎて覚えてないしねぇ~」
とはいえ、こちらも割と本気で気持ちよすぎて覚えてないのよねぇ・・・。
一方的すぎるのもどうかと思ってここらですこし驚かせてやろうと思って軽く蟹挟みをしようとしたところまでは
なんとか覚えてるけど・・・いくらなんでも、ほんのちょっとでも理性があったら膣内射精を要求するなんて
恥ずかしくてたまらないこと、言えるわけがないでしょうに!
      • できても別に構わないんだけどさ。

「まぁいいや。さすがの俺も責任とる位の甲斐性はある」
「その辺はご心配なく。私って知っての通りアレ仕事になんないくらいきっついから、仕事の前後は
 ピル飲むようにしてるし。だからって、遠慮なく出して言い訳じゃないんだかんね! そこは弁えてね」
「へいへーい。んじゃ、もうこんな時間だし、寝るか」
「そうね・・・でも、そのまえに・・・ちゅ」
おやすみなさいの気持ちと、もうひとつ別のきもち。
ちゃんと伝わるかな?


「・・・・・・・・・・まりかあああああああああああああああ!」
「や~ん♪ おっかされるぅ~♪」

結局4回戦まで行ったとさ。


とある馬鹿と彼女の部屋で 完
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。