十六聖天外伝 ティターンの章


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「………」
一人の女性が愕然とした様子で佇んでいる。
ラピュタの涙によって巨大な湖と化した岐阜県の底に存在するラ・ピュタの前線基地
今、その基地が表裏十六聖天の総攻撃により壊滅した。
「全く、厄介な奴らだったぜ。」
「だがそれも今日で終わりだ。」
十六聖天の面々は勝利を確信し、口々に言う。
前線基地を任されていた司令官の目に光は無く、すでに戦意は無かった。
「追放者が…十六聖天と内通していたとは」
「そいつは違いますよムネモシュネ様。いや、沙耶ちゃん。おいらだって飯の為に仕事ぐらいします」
十六聖天と接触し、その情報を交換した男。
そこにはラピュタを追放され、兄を探して放浪するボブの姿
「動物の意思を伝えていたお前が居なくなったなら、ラピュタの戦力も半減するだろう」
「神よ……あなたはどこにいるのですか?」
ムネモシュネは呟いた
「呼んだ?」
ムネモシュネの声に答えるように、ふわりと裏十六聖天第1位が姿を現す
誰もがその名前を知らず、ただ漠然とした存在として君臨する第1位がそこにいた。
「……?あなたが、神か?」
「そうだよ。」
「それならば!私を!彼らをお救いください!」
「いいよ。じゃあ今日から君も僕らの仲間だ」
「え?」
強引に手を引っ張り体を抱きかかえると、優雅な動作で立ち去る第一位
直後に基地は崩壊を始めた
「あいつまた勝手に決めちまったぜ?」
「いいんじゃないの?それよりネスのところに急ごうぜ!」
面々は一目散にロッホ・ネス・モンスターの待つ入り口へと走り出す。
崩壊する前線基地から全員が脱出したとき、すでに裏1位の姿は無かった
「う………?」
目覚めたムネモシュネの目の前にはボブの姿
「目が覚めたか。沙耶ちゃん」
「私は…どうして…」
「さあね?きっと神様ってのは気まぐれなんだよ」
ボブの手には全能ともいえる能力を持つ混沌の小瓶
これがあればおよそやりたいことは全て実現することが出来るだろう
「どっちにしても君も俺もラ・ピュタの面々に追われる身になってしまったね。どうする?」
「どうするも何も…しかたない。しばらくは奴らの本拠地に居候だわ。お前は?」
「また旅に出るさ。兄さんを見つけないと」
そう言ってさっさと行ってしまうボブにムネモシュネはかける言葉が見つからなかった
「はー」
憑き物が落ちたように無気力になったムネモシュネ
何もかも終わったらペットショップに戻ろうかな。と久しぶりに考えていた
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