十六聖天外伝 雪月華の章 第五幕


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あらすじ
三味線の中に残っていた長女、雪子の良心は
自分をとめてほしい、と花子に告げた。
優しかった姉を取り戻すために、幸せだった過去を今にするために、花子は実の姉、月子と戦う決意をする。
だが月子は余りに強く、花子は早くも、脛を吹っ飛ばされ、負け犬ムード全開
だが、花子の脳裏に幼い頃の記憶が再び蘇る
花子は起死回生を果たせるのか
一方その頃クリムゾンブロウとブラックパイソンはリトルグルメに身体を蝕まれていた
何かで口直ししないと、おそらく死ぬ。ブロウとパイソンの生存を賭けた戦いが今始まる



「うわあぁぁぁぁあー!!!」
すさまじい轟音。当たれば流石に危ないだろうが、音より素早く動ける自分に
音が当たるはずがないのだ
(華…。それ以上苦しまなくていいよ。姉さんが終わりにしてあげる)
その足では、もう何も
自分の髪を止めていたカンザシを引き抜くと、彼女の長い髪は宙を泳いだ
月子はそのカンザシに力を込め始める
「さようなら、華…!」
詰みの一手が月子の手から飛ぶことがなかった
「月子お姉様…私の勝ちです」
身体が動かない…三味線の…弦…?
月子の身体だけではない。辺り一面に蜘蛛の巣のように三味線の弦が張り巡らされていた
「身体を拘束するだけじゃ、私には勝てないよ、華」
音を込めたカンザシで、月子は弦を断ち切ろうとするが
弦にカンザシを接触させた瞬間、カンザシが砕け散っていた
「そう…弦に音を通せるようになったのね。これが貴女の新しい能力かしら」
月子の口調には、間違いなく妹に対する愛が込められていた
「この子と…お姉様のおかげです。だからもう辞めましょう…勝負はつきました」
そういうと、花子の手には、先ほどより形状が変わっている三味線が握られていた
弦が異常に伸びたのは、この三味線の意志なのだろうか。
成長したのね、華…。これで私は…。
「いいえ、まだよ…!影を覆い尽くすほどに、明るく輝く太陽になりなさい、華子!」
自分の服に音を込め、自爆する…!月子は自分の死を持ってこの戦いを終わらせようとした
だが、音を込めようとしていた着衣はすべて弦に切り裂かれていた
「私が太陽だったとしても…影と共存を選びます。光あるところに影は必ず生まれます
 それに影がなかったら、暑くて住みずらいですよ…だから死ぬなんて辞めてください
 これ以上お姉様がいなくなるのは…嫌だよぅ…」
そういうと、花子は気を失った

クリムゾンブロウ曰く「銀歯が一匹残らず殺られた」
ブラックパイソン曰く「グリコ?ハイチュウ?」


十六聖天外伝 雪月華の章~第五幕~ 終
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