鳥枢沙摩明王

聖良紅牙が操る，密教上で金剛夜叉明王に代わり五大明王の座に着いている神。
名前の読みは[うすさまみょうおう]。
人間に化けるときは決まって女性で，粟国麻友梨と名乗っている。

元はインド神話の火の神「アグニ」。
浄化の炎を持って不浄なるものを清める力を持つ。
そのためか東司の神(いわゆる便所神)として崇められる。

神界でもフィガロ剣聖や神槍ジョバンニなどの高位の神々と肩を並べるほどの実力者。
遙かな太古の時代，邪悪と混沌が入り交じり頼霊達を核として生まれた邪な存在達を祓うため，自らが選んだ獣人などの様々な英雄達に神獣の座と名を与え，自らの９つの異なる流派の武術と共に戦わせた，『腐れ武術』の始祖。
剣聖・聖良紅牙や剣聖・蒼崎空牙らが習得したものも彼(彼女)が人を通じて伝授したもの。
特に紅牙に関しては自らが得意とする『青龍神拳』の正当伝承者黒宮斬皇?を通じて基礎を伝授後，フィガロに頼み『朱雀神拳』の応用技を伝授。
空牙に至っては紅牙同様誰かから基礎を学んだ後『玄武神拳』の技を学んだ正当伝承者フェンリル・マロウ?から，黒牙は斬皇から直接，そして皇牙に至っては『麒麟神拳』の神獣の座にありながら『白虎神拳』正当伝承者である神 敬介からそれぞれの流派の腐れ武術を伝承した。

現在は火生三昧から紅牙達を見守りつつ，ピンチの時に斬皇の神降ろしを通じたり直接現れて力を貸すことがある。

[台詞]

• %tekiよ，己の煩悩は我が浄火で灼き尽くしてやろう・・・
• その程度か・・・煩悩に支配された貴様の狙いは定まらぬ
• ほぅ・・・人間如きがなかなかの力を発揮するとは・・・
• %tekiよ・・・我が炎に抱かれて永久に眠れ！！
• 煩悩は消し去るのみ・・・それが五大明王の宿命・・・
• 我が役目も遂に終わる時が来たか・・・
• 我が浄火を以てしても動じぬとは・・・