カグヤ=ニート

月は出ているかしら?


カグヤ=ニートは、何かやりたいことを見つけようと考えた永遠亭のお姫様が、どこぞの山の現代っ子に触発された結果生まれた存在である。ちょっとした病気みたいなものだと永琳は説明している。

今でこそジャンクな薬を売って生計を立てる集団、永遠亭の艦長を名乗っているが、かつての大戦では英雄的な活躍をしていた月の姫。しかしとんでもない過ちを犯したせいで、彼女は地位を失い、仕事をすることが怖くなるオフィス恐怖症を発症してしまう。
そんなバックボーンを隠して幻想郷に身を潜めていたが、かつての因縁の相手・妹紅との再会、そしてちょっとした誤解から艦にビクトリーロールで襲撃をかけてきたエース狐・ヤクーモ=ランとの出会い……そして、奇跡の体現者東風谷サナツーが目の前に現れたことで、彼女の運命の歯車は少しずつ動き始めた。

一念発起したカグヤは側近のエイリーンを説得してデリバリー薬局・フリーデンを開業。しかし、和気藹々とした艦内に突然不穏な空気が漂い始める。そう、ヤクーモ=ランを取り戻さんとする刺客、フロスト姉妹が襲撃を仕掛けてきたのだ。
予想外の猛攻にコタツへと追い詰められたカグヤ艦長は、手元のリモコンで巨大ウサギ型ロボットの封印を解いた。それこそが、マスター・ユカリンに対抗しうる最後の切り札にして伝説の機兎神無垢なる刃・ウドンゲインである。

オフィス恐怖症によりウドンゲインに乗ることができないカグヤ艦長に代わってヤクーモ=ランが出撃するも、慣れない機体と癖の強さに思うように力を発揮できず防戦一方。
そのとき、彼女の声が聞こえた。
「あなたに、奇跡を……」
奇跡の力で月の加護を一身に受けたヤクーモ=ランは、一撃必殺の超絶兵器・月影紅瞳極砲(サテライト・フルムーン)で形勢逆転、辛くもフロスト姉妹を撃退するのだった。
しかしヤクーモがフリーデンに戻ったとき、サナツーの姿はすでに無く、飛び去る火の鳥の姿が見えるだけであった……。
……『第一羽:月は出ているかしら?』&『第二羽:あなたに、奇跡を……』より

しかし、これはほんの序章に過ぎないのであった。
次回、『第三羽:戦士、再び……』! あなたのハートを羽交い絞め(はぁと)!



ステータスなど

 31/12/29/28

 攻撃:永遠亭、発進せよ!
 回避:何も考えず走って!
 防御:作戦は一刻を争うわ
 会心:月は出ているかしら?
 勝利:勝つために特別な力はいらないの
 敗北:飛びなさい、静流
 逃走:方向を見失った者には、拳を振り上げ、突き放す勇気も必要なの

 セリフは主にジャミル=ニートが元ネタ。



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最終更新:2011年02月02日 19:30
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