飛竜物語

ストーリー

洞窟物語本編以後のお話。
カズマは飛竜に乗って逃げおおせたが、その飛竜の飼育方法が分からずにいた。
かの浮遊島には飛竜の専門家がいると聞き、カズマはクォートに護衛を頼み転送装置で島へ向かう。
しかし、転送の失敗で二人は島の思わぬところへ飛ばされてしまうのだった...

数少ない、ストーリーつきの完結作品です。
平和の石ほどの意外性・物語性はないものの、原作のキャラクターがその設定に忠実に登場し、人間に戻れたスーやカーリーとともに暮らすバルログが見られたりと、原作ファンが無理なく楽しめる程度のものになっています。


難易度

「本編クリア程度」と説明書には書いてありますが、実際本編よりやや難しい程度。平和の石シリーズなどと比べれば簡単で、セーブポイントの配置も丁寧なので遊びやすい。
...と言いたいところだが、最初のダンジョン「最初の洞窟」とその次の「水脈」の難易度が鬼畜で、ここで詰む人が続出。とくに「水脈」は、多数の分岐ですべて正解を選ばないと最初に戻される仕掛けがあるうえ、それらはノーヒントなので全パターンを覚えるまでにすさまじい時間と死を必要とする。操作技術にかかわらずダメージを受けるポイントも随所にあり、その辺の完成度に疑問符がつく。
幸いここさえ突破すればあとは遊びやすくなるが、本作の知名度がいまいち伸びていない原因の一つと推察される。

展開が本編に近いため、(若干ワンパターンではあるが)本編クリア済みならある程度スムーズに遊べる。
登場キャラのセリフがよく作り込まれており、丹念に調べていけば豊富なヒントが得られる。あまり詰まずにウォークスルーできるだろう。

その他

広大なダンジョンを探索目的で飛び回るのが斬新。
アイテムを銀貨で買いそろえたりと、平和の石などに影響を受けた要素も見受けられる。

難点は前述のとおり一部ダンジョンのいやらしさが崩壊していることと、日本語・イベント進行に不自然な点が多いこと。進行不能バグもまれに生じる。
とはいえ広大なマップは多くが手作りで工夫された力作であり、やや易しめの作品も珍しいので試す価値はあるだろう。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2022年10月31日 11:15
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。