Todarodes pacificus
氷 初詣 好
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gs23
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初詣(好き以上)
誘われる
●●「あれ? だれだろ?
氷室「コホン……
あけましておめでとう。
氷室だ。
●●「氷室先生!
あけましておめでとうございます!
氷室「●●。
私はこれから初詣に出かけるが、
よかったら君もどうだ。
氷室「コホン……
あけましておめでとう。
氷室だ。
●●「氷室先生!
あけましておめでとうございます!
氷室「●●。
私はこれから初詣に出かけるが、
よかったら君もどうだ。
『ええと、その……ゴメンナサイ』
氷室「そうか……。
よろしい。それでは新学期に備えて
充分休養を取りなさい。
●●(せっかく誘ってくれたのに、
失礼だったかな……。)
よろしい。それでは新学期に備えて
充分休養を取りなさい。
●●(せっかく誘ってくれたのに、
失礼だったかな……。)
『はい、喜んで!』
氷室「そうか。
それでは、途中で君を拾っていく。
支度をして待っていなさい。
●●「はい、わかりました!
●●(今日着ていく服
どうしようかな?)
氷室「あけましておめでとう。
●●「あけまして
おめでとうございます!!
それでは、途中で君を拾っていく。
支度をして待っていなさい。
●●「はい、わかりました!
●●(今日着ていく服
どうしようかな?)
氷室「あけましておめでとう。
●●「あけまして
おめでとうございます!!
晴れ着以外
氷室「よろしい。
それでは、出発する。
それでは、出発する。
晴れ着
氷室「……晴れ着か。
●●「あ、はい。
氷室「正月だからといって、
学生が華美な服装を
するべきではない。
●●「……すみません。
あんまり似合いませんよね……。
氷室「そういう意味ではない。
むしろ、その晴れ着は
君にとても似合う。
●●(氷室先生、
気に入ってくれなかったのかな?)
●●「あ、はい。
氷室「正月だからといって、
学生が華美な服装を
するべきではない。
●●「……すみません。
あんまり似合いませんよね……。
氷室「そういう意味ではない。
むしろ、その晴れ着は
君にとても似合う。
●●(氷室先生、
気に入ってくれなかったのかな?)
氷室「フム……。
●●。
●●「はい?
氷室「この先は混雑が予想される。
はぐれないよう、
気をつけなさい。
●●「そうですね、
大丈夫かな……。
氷室「しっかりしなさい。
君は高校生だろう……。
●●「すみません……。
氷室「……よろしい。
コホン……
私の手を握っていなさい。
●●「……あの、氷室先生?
恥ずかしいなら
無理をしなくても……。
氷室「恥ずかしくなどない!
早くしなさい。
●●「は、はい!
●●。
●●「はい?
氷室「この先は混雑が予想される。
はぐれないよう、
気をつけなさい。
●●「そうですね、
大丈夫かな……。
氷室「しっかりしなさい。
君は高校生だろう……。
●●「すみません……。
氷室「……よろしい。
コホン……
私の手を握っていなさい。
●●「……あの、氷室先生?
恥ずかしいなら
無理をしなくても……。
氷室「恥ずかしくなどない!
早くしなさい。
●●「は、はい!
おみくじ
●●「あっ、氷室先生!
おみくじがありますよ!
氷室「……ひくつもりだな?
おみくじがありますよ!
氷室「……ひくつもりだな?
『いいえ、ひきません』
氷室「……引かないのか?
●●「はい。
氷室「●●。
言っておくが、私に合わせて
無理をする必要はない。
●●(引いとけばよかったかなぁ……。)
●●「はい。
氷室「●●。
言っておくが、私に合わせて
無理をする必要はない。
●●(引いとけばよかったかなぁ……。)
『はい、ひいてみます』
氷室「どんな結果が出ても、
いちいち気に病まないように。
科学的根拠などないのだから。
●●「氷室先生は
気にならないんですか?
おみくじの結果。
氷室「全くならない。
●●「……本当かなぁ。
氷室「……よろしい。
私が模範を示す。
見ていなさい。
●●(よしよし。
さぁて、今年の運勢は……。)
いちいち気に病まないように。
科学的根拠などないのだから。
●●「氷室先生は
気にならないんですか?
おみくじの結果。
氷室「全くならない。
●●「……本当かなぁ。
氷室「……よろしい。
私が模範を示す。
見ていなさい。
●●(よしよし。
さぁて、今年の運勢は……。)
2年生
●●「さてと、お参りも済んだし……
氷室先生は、
どんなお願いをしたんですか?
氷室「私に願い事などない。
現状には、極めて満足している。
●●「そうですか。
氷室「……で、君はどうなんだ?
●●「私?
氷室「……君の願い事は
何かと聞いている。
●●「学業成就と家内安全です。
氷室「よろしい……。
氷室「その他の問題についてはどうか。
例えば君の年ごろでは極一般的な、
その、恋愛問題であるとか……。
●●「秘密です。
氷室「フム。
●●(こうして、新しい1年が始まった。)
氷室先生は、
どんなお願いをしたんですか?
氷室「私に願い事などない。
現状には、極めて満足している。
●●「そうですか。
氷室「……で、君はどうなんだ?
●●「私?
氷室「……君の願い事は
何かと聞いている。
●●「学業成就と家内安全です。
氷室「よろしい……。
氷室「その他の問題についてはどうか。
例えば君の年ごろでは極一般的な、
その、恋愛問題であるとか……。
●●「秘密です。
氷室「フム。
●●(こうして、新しい1年が始まった。)
3年生
●●「はあ……
高校生活最後の初詣が終わりました。
氷室「そのとおりだ。
君が私の生徒になってから
既に33ヶ月が経過した。
●●「そうですか。
早いですねぇ……。
氷室「質問したい……。
私は君の良き教師であったろうか?
●●「はい、もちろん。
……どうしたんですか?
氷室先生……。
氷室「……●●。
私は君の、教師氷室 零一への
信頼を失いたくないんだ。
●●「そんな……!
そんなこと、あるはずないですよ!
氷室「……君のその眼差しは、
しばしば私を混乱させる……。
●●「氷室先生?
氷室「……忘れなさい。
氷室「これで君の、
はばたき学園最終学年の初詣を
終了する。
●●(こうして、新しい1年が始まった。)
高校生活最後の初詣が終わりました。
氷室「そのとおりだ。
君が私の生徒になってから
既に33ヶ月が経過した。
●●「そうですか。
早いですねぇ……。
氷室「質問したい……。
私は君の良き教師であったろうか?
●●「はい、もちろん。
……どうしたんですか?
氷室先生……。
氷室「……●●。
私は君の、教師氷室 零一への
信頼を失いたくないんだ。
●●「そんな……!
そんなこと、あるはずないですよ!
氷室「……君のその眼差しは、
しばしば私を混乱させる……。
●●「氷室先生?
氷室「……忘れなさい。
氷室「これで君の、
はばたき学園最終学年の初詣を
終了する。
●●(こうして、新しい1年が始まった。)