Todarodes pacificus
屋台の手伝い
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gs23
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屋台の手伝い
●●(?
メールが……)
●●(えぇと……
”今日の花火見物は中止
ゴメン ルカ”)
●●「ええっ!?
●●(あ、またメール……
琥一くんだ)
●●(”バイトで花火中止
悪い”
●●(…………)
●●(仕方ない。
独りで行こうかな……)
・
・
・
●●(わぁ、賑わってるな……
晴れてよかった)
女性客A「ねぇねぇ!
あのラムネ屋さん、
カッコいいよね!
女性客B「ホント!
得しちゃった感じ
???「ラムネー。
ラムネ買ってー。
●●(あれ?
あの声……)
●●「琉夏くん!
琉夏「まいど。
……あれ?
××ちゃん。
●●「なんだ、バイトって、
お祭りの夜店だったんだ!
琉夏「そう。
コウがさ、スタンドの
お得意さんに頼まれちゃって。
断れなかったんだ。
●●「じゃあ、琥一くんも?
琉夏「ああ、
あっちでイカ焼いて——
???「アチイー!
おいルカ、もうやめだ。
さっぱり売れねーぞ。
●●「琥一くん!
琥一「おぅ、来てたのかよ?
●●。
●●「ふふ、
いま来たところだよ。
琉夏「コウ、またおっかねー顔して
売ってたんだろ?
こっちは、
もうほとんど売り切れだ。
●●「女性客に人気だったもんね?
琥一「チッ、
どいつもこいつも
女ってのは……
琉夏「焼くならイカ焼けよ。
琥一「上手くねェんだよ。
ハァ……
ちっと休憩するか?
●●「大丈夫なの?
琉夏「平気。
せっかくだから花火、
観よう。
・
・
・
●●「すごーい……
ここからだと
ほとんど真上に見えるね?
琥一「おう。
ここの花火は、
やっぱ浜から見ねぇとな。
琉夏「そういうこと。
夏だねぇ……
●●「そういえば、
三人で花火見るの、
初めてじゃない?
琉夏「そうだな……
来年も観れるといいな、
三人で。
メールが……)
●●(えぇと……
”今日の花火見物は中止
ゴメン ルカ”)
●●「ええっ!?
●●(あ、またメール……
琥一くんだ)
●●(”バイトで花火中止
悪い”
●●(…………)
●●(仕方ない。
独りで行こうかな……)
・
・
・
●●(わぁ、賑わってるな……
晴れてよかった)
女性客A「ねぇねぇ!
あのラムネ屋さん、
カッコいいよね!
女性客B「ホント!
得しちゃった感じ
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???「ラムネー。
ラムネ買ってー。
●●(あれ?
あの声……)
●●「琉夏くん!
琉夏「まいど。
……あれ?
××ちゃん。
●●「なんだ、バイトって、
お祭りの夜店だったんだ!
琉夏「そう。
コウがさ、スタンドの
お得意さんに頼まれちゃって。
断れなかったんだ。
●●「じゃあ、琥一くんも?
琉夏「ああ、
あっちでイカ焼いて——
???「アチイー!
おいルカ、もうやめだ。
さっぱり売れねーぞ。
●●「琥一くん!
琥一「おぅ、来てたのかよ?
●●。
●●「ふふ、
いま来たところだよ。
琉夏「コウ、またおっかねー顔して
売ってたんだろ?
こっちは、
もうほとんど売り切れだ。
●●「女性客に人気だったもんね?
琥一「チッ、
どいつもこいつも
女ってのは……
琉夏「焼くならイカ焼けよ。
琥一「上手くねェんだよ。
ハァ……
ちっと休憩するか?
●●「大丈夫なの?
琉夏「平気。
せっかくだから花火、
観よう。
・
・
・
●●「すごーい……
ここからだと
ほとんど真上に見えるね?
琥一「おう。
ここの花火は、
やっぱ浜から見ねぇとな。
琉夏「そういうこと。
夏だねぇ……
●●「そういえば、
三人で花火見るの、
初めてじゃない?
琉夏「そうだな……
来年も観れるといいな、
三人で。
琉夏をタッチ
琉夏「イカ、食っていいよ。
琥一をタッチ
●●「二人とも、楽しそう。
背景をタッチ
●●「いい思い出になるな……
琥一「クッ……
ガラかよ?
●●「ふふ!
でも来年は、みんな
高校生じゃないんだね……
琥一「まあな……
来年のことなんて、
遠すぎて想像できねーよ。
琉夏「コウはまだ高校生かもよ?
琥一「なんだと、コラ?
●●「もう、
ケンカしないの!
琉夏「……俺、相変わらず
”もう!”って
言われてるのは想像できる。
琥一「違ぇねー。
●●「?
わたし、
そんなに”もう”って言う?
琉夏「!!
琥一「!!
琉夏「言う!
琥一「言う!
琉夏「ハハハッ!
琥一「ハハハッ!
●●「もぅ……
あれ?
ホントだ……
ガラかよ?
●●「ふふ!
でも来年は、みんな
高校生じゃないんだね……
琥一「まあな……
来年のことなんて、
遠すぎて想像できねーよ。
琉夏「コウはまだ高校生かもよ?
琥一「なんだと、コラ?
●●「もう、
ケンカしないの!
琉夏「……俺、相変わらず
”もう!”って
言われてるのは想像できる。
琥一「違ぇねー。
●●「?
わたし、
そんなに”もう”って言う?
琉夏「!!
琥一「!!
琉夏「言う!
琥一「言う!
琉夏「ハハハッ!
琥一「ハハハッ!
●●「もぅ……
あれ?
ホントだ……