水質保全について

■水質保全について
 国内における自然保護の一環として、国内での水質汚染についての以下の制限及び禁止項目を制定します。
 なお、これらへの取り組みの期限はNW時間で5年以内とし、それまでに完了していない企業その他についてはリストアップの後催促を行って行く事とします。
 罰則その他については星鋼京政庁スタッフの方で決定、告知してください。

 ▼禁止項目
 ・水源地およびその近辺での土地開発
 ・工場などで発生する工業廃水の河川および海への直接の流入

 ▽制限項目
 ・河川上流域での土地開発
  新規に工場などを建設する場合、河川上流域では大規模な工場は建築不可とする。
  中~小規模の工場に関しても市および国に届出を行い、査定の上で許可を行う事とする。

 ・水源地近辺および河川上流域での工場などの操業
  新規で工場などの建築を行った場合、濾過装置などを必ず設置し、
  土壌汚染及びそれによる地下水汚染ならびに河川・海への汚水の流入による水質汚染を避けること。
  既に操業中の工場に関しては、新規に濾過装置などを購入・設置する事を義務付ける。

 ・家庭などで発生する生活廃水の河川および海への直接の流入
  各家庭において洗濯などで発生する洗剤などを含んだ生活廃水を直接河川などへ流す事を避けること。

 ▼特記項目
 ・操業中の工場などに新規に濾過装置などを設置するとき、この政策公布からNW時間で3年以内に実行する場合、施工費および機材購入費に関しては、課税対象から外すものとする。

 またこれに対して、藩王よりのメッセージがあります。

――星鋼京・政府広報


■藩王よりのメッセージ
 国民の皆様、セタ・ロスティフンケ・フシミです。
 皆様は朝起きたときに水を飲んでいるでしょうか?
 目が覚めてから飲む水は眠気を払うだけでなく、睡眠中に失われた水分を補給し、一日を健やかに送るために必要です。
 その水をいつまでも美味しく飲むために日々の暮らしを過ごすにあたり大変な不便をかける事を承知で、お願いがあります。

 今後、国が発展していく上で、私たちは否が応にも自然を削り、それを豊かさへと変換していかなければ行かなくなるでしょう。
 人が増え、富が流れ込み、豊かになっていく一方で、搾取もまた増えていくことでしょう。

 ですが、一度失われた自然というのは長い年月をかけてなお、取り戻す事が出来ぬ事もあります。
 現状、共和国で問題視されている砂漠化などを見れば、その恐ろしさは痛感できると思います。
 まだこの国には多くの自然が残されており、それは掛け替えのない財産であると、私は思います。

 自然は隣人です。
 私たちは多くの恵みを自然に与えてもらっていますが、私たちが自然に返せるものは余りにも少ないと言えます。
 その隣人に対して私たちが出来る事は、搾取をしすぎぬ事、そして汚さぬ事であると思います。
 その為の第一歩として、国内における水の保全活動を行います。

 国内における幾つかの禁止および制限項目を設け、それに伴い国内の企業等の営利団体はこれを守っていただきたく思います。
 また、各家庭及び個人においても同様に水質保全に対して努力していただければ幸いです。

 完全に自然に対して汚染を行わぬことは不可能です。
 ですが、私たちが努力を徹底する事で、その負担を軽減する事は可能です。

 今日の努力を明日、未来へ繋ぐために、皆様に賛同していただければ私としても嬉しく思います。
 また、この取り組みを行うにあたり、水質保全に対してのアイディアを広く募集します。
 実効があると判断されたものに対しては、政府より感謝状と謝礼として金一封を送らせていただきます。
 同様にこれらの制限及び禁止項目を遵守する企業等の営利団体についても政府より助成費を提供したく思います。

 明日飲む水をより美味く。

 これをモットーとし、是非、この取り組みへのご理解を何卒お願いします。

――セタ・ロスティフンケ・フシミ 藩王

文責:セタ・ロスティフンケ・フシミ(藩王)
文面協力:
御鷹(摂政・法官一級)
ポレポレ・キブルゥ

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最終更新:2009年06月20日 08:38
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