有利F? 不利F? どういうことですか?
- 有利Fとは、相手よりも自分が先に動ける状況のことを指す。不利Fはその逆で、相手が先に動ける状況。
- 小技やJ攻撃をガードさせるとだいたい有利Fを取れる。大攻撃や必殺技をガードさせるとだいたい不利Fとなる。
有利Fを取ることの何がいいの?
「相手よりも自分が先に動ける」という性質を利用し、割り込めない連係や見切りにくい崩しなどを仕掛けることができる点。
たとえば、リュウ同キャラ戦で解説すると、
±0Fの状況からでは最速で屈中P(発生4F)を出すと、相手の最速で出す屈弱P(発生3F)に負けてしまう。
ここで、+2の有利Fを取った状態から最速で屈中Pを仕掛ければ、相手は動けるようになった瞬間から最速で屈弱Pを出しても割り込めない。
±0Fの状況からでは最速で屈中P(発生4F)を出すと、相手の最速で出す屈弱P(発生3F)に負けてしまう。
ここで、+2の有利Fを取った状態から最速で屈中Pを仕掛ければ、相手は動けるようになった瞬間から最速で屈弱Pを出しても割り込めない。
割り込もうとすればCHするので、それを確認して強力な連続技を決めることができる。
(いわゆる暴れ潰しと言われる連係である。)
(いわゆる暴れ潰しと言われる連係である。)
このように通常では割り込まれやすい発生の遅い技でも、有利Fを取ってから仕掛けることで比較的安全に当てにいくことができるのだ。
有利Fを取れる技はガンガンガードさせるといいの?
- そういうわけではない。
- 有利Fを取れれば、確かに相手を固めていくことが出来るが、固めるだけでは有効な決定打にはならないため、どこかで相手を崩しに行く必要がある。
- 崩す技はいろいろあるが、中段、下段、投げ、ジャンプしてのめくりなどの能動的に攻めていく方法、
相手に暴れさせてそこを潰す、バクステをさせてバクステ狩りをするなどの受動的な方法の二種類がある。
- 崩す技はいろいろあるが、中段、下段、投げ、ジャンプしてのめくりなどの能動的に攻めていく方法、
- なので、有利Fを得ることは「駆け引きの主導権を握れる」というだけで、圧倒的有利になるわけではない。
- そもそも、有利Fを取ることにこだわりすぎると、それを阻止するよう立ち回られると封殺される恐れがある。