時代毎に流れるBGMの変更

本項目では時代毎に流れるBGMの変更の仕方について記述していきたいと思います。
スレにて、指導者BGMの変更方法について詳しくレスをしてくださった方の内容に目を向けた所、参考にと付け加えられたURLを覗いてみたら時代毎のBGMも変更出来るようなので
ついでに解説してしまおうと考えで記述しています。時代毎だけでなく、オープニングテーマ曲も変更出来たりします。
BabaYetuといえばCIV4を代表する神曲の一つですが、心機一転してBGMを東方曲に変えたい時ってありますよね。オープニング画面に東方曲が流れるとかワクワクしませんか?しませんか。そうですか。

作業の流れについては指導者との遭遇時・交渉時、宣戦布告時、戦争時におけるBGMの変更とほぼ同じ流れです。
指導者のBGM変更と違う点は、扱うXMLファイルが違う、ただそれだけです。目的に沿ったファイル毎に合わせなければなりません。
では、どのように変更すれば時代毎のBGMが変更出来るのかこれから説明していきたいと思います。その前にこちらを一読してください。

紹介したページの先に変更についての流れが書いてあります。その流れをここで引用させてもらいたいと思います。

  • まとめ(時代毎に流れるBGMの変更)
 mp3ファイルを入れる
  ↓
 AudioDefines.xmlを編集 →<SoundData>追加
  ↓
 Audio2DScripts.xmlを編集 →<Script2DSound>追加
  ↓
CIV4EraInfos.xmlを編集 →<EraInfoSoundtrack>追加

時代毎に流れるBGMの追加はこの様な流れになっており、指導者のBGMを変更するときに行った流れというのが
  • まとめ(指導者との遭遇時・交渉時、宣戦布告時、戦争時におけるBGMの変更)
 mp3ファイルを入れる
  ↓
 AudioDefines.xmlを編集 →<SoundData>追加
  ↓
 Audio2DScripts.xmlを編集 →<Script2DSound>追加
  ↓
CIV4LeaderHeadInfos.xmlを編集 →<DiplomacyIntroMusicPeace>などに追加

という流れで、変化したのが一番最後のXMLファイルのみです。しかし、今回のテーマである変更に関してという項目なので実際にXMLファイルについては弄りません。
元々、時代毎に流れる設定というのがCIV4EraInfos.xmlファイルに記述してあるので、新しく追加しなければXMLファイルを弄る必要はありません。
今回は元々用意されているBGM音源の名前を、流したいBGMの名前にコピーして上書きするだけで可能なのです。
では、実際に流れているBGMファイルがどこに格納されているかですが、これを探すのに筆者は少し苦労しました。
Civilization BTS版というのは無印版、WL版、BTS版と3つのソフトが同梱されています。この3つのソフトのどこに音楽ファイルが格納されているのかXML文から読み取れなく、探すために苦労した苦い記憶があります。
古典時代に流れるSoundtrackフォルダだけWL版のSoundtrackフォルダに入っているので見つからなかったり、未来時代に流れるSoundtrackフォルダだけ無かったり。
筆者のような苦労を皆さんにさせないためにも今日も拙いながらも説明・解説をさせて頂きます。

では古代、古典、中世、ルネッサンス、工業化、現代、未来の時代に流れるBGMが格納されているフォルダを探しましょう。
時代毎に格納されているフォルダの場所はCYBERFRONT/Sid Meier's Civilization 4(J)/Assets/Sounds/Soundtrack,CYBERFRONT/Sid Meier's Civilization 4(J)/Warlords(J)/Assets/Sounds/Soundtrackの中にあります。
注意してもらいたい所は、BGMファイルが保存してあるSoundtrackフォルダは、無印とWL内にあるSoundtrackフォルダを指しています。BTSで使用されているBGMだからといって、BTSのSoundフォルダの中を探しても見つからないので注意が必要です。
無印にあるSoundtrackフォルダの中には時代毎に流れるBGMを纏めたフォルダが幾つか存在します。
無印のSoundtrackフォルダ内には、Classical(古代),Medieval(中世),Renaissance(ルネッサンス),Industrial(工業化),Modern(現代)、WL版にはSoundtrack(古典)といったフォルダ名のフォルダに時代毎のBGMが入っています。
CIV4EraInfos.xmlに設定されている古代時代と古典時代のフォルダが違う点は注意した方がいいです。何故Classicalフォルダに''古代に流れるBGMが保存されているかというと憶測ですが無印、WL版に合わせたからではないかと思います。
BTS版というのはインストールすると無印、WLもインストールされます。インストールした段階でBGMファイルが格納されているフォルダというのが一つに決まってしまっているので
BTS版では無印、WL版のようにプログラム上、時代名を合わせようとしたのではないかと考えています。アイコンなども同じ理由で画像が置いてあるフォルダがバラバラだったりします。
そして一からBGMフォルダを探すとなると次のような工程が必要です。
  1. CYBERFRONT/Sid Meier's Civilization 4(J)/Beyond the Sword(J)/Assets/XML/GameInfoの中にあるCIV4EraInfos.xmlから時代を表す要素である<EraInfo>を探す。
  2. 時代毎に使われているBGMの詳細を<EraInfoSoundtracks>という子要素から探し出し、孫要素である<EraInfoSoundtrack>の値を調べる。
  3. Audio2DScripts.xmlを開き、工程2で調べた値をXML内で検索する。ヒットした要素<Script2DSound>から<SoundID>の値を調べる。
  4. AudioDefines.xmlを開き、工程3と同様に検索する。ヒットした要素<SoundData>から<Filename>の値に記されているフォルダの階層を調べる。
といった少し面倒な工程がいるわけですが、今回はすでにフォルダの場所が特定してあるので探す手間は要りません。確認用として見て下さい。

BGMが保存されているフォルダの場所が分かった所で、やることはただ一つです。
時代毎に流れるフォルダに入っているBGMファイルの名前を、ゲーム上で流すために用意した東方曲の名前に上書きして、更に時代毎のフォルダに上書きすればいいだけです。
名前さえ同じであればXMLを弄る必要が無く変更が可能という訳です。基本的にCIV内で扱う音源ファイルというのは名前さえ同様であれば流れます。
そして変更する前に必ずしてもらいたい点というのは元々流れているBGMのバックアップを取っておくということです。ゲーム上での変更の確認がしにくいからという理由です。
時代毎に流れるBGMは幾つも用意されており、一つBGMの設定にミスをした時にどの音源にエラーが起きたのか分かり難いため、ゲーム上でエラーが出た時のために一応バックアップを取って欲しいということでお願いします。
と、図も表もなく簡素な感じの説明・解説でしたが前回の指導者との遭遇時・交渉時、宣戦布告時、戦争時におけるBGMの変更とあまり変わらない流れなので説明は殆どしませんでした。
違う点といえばBGMの名前を変更して時代毎のフォルダに上書きするという点だけなのと、こちらに元々詳しい説明がなされているので、今回は簡略的な説明で終わりたいと思います。


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最終更新:2011年06月08日 07:32
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