ハード:PC

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ハード:PC

最低限の環境

上も下も、言い始めるとキリが有りません。
本当に我慢すれば、Pentium2 300MHzでもミクは動きますし、
大容量の音源をストレスなく使おうと思えば、
最新CPUにメモリを積めるだけ積んでも全く足りません。

ただ、このWikiの主眼である「ニコニコ動画に動画を上げて、見ること」を
考えると、このあたりの動画がストレスなく再生出来るPCというのが
最低限になると思われます。

それ以下の、特にVOCALOID2が必須とする環境以下の性能のものは、
此処では「実用に耐えない」として取り上げません。
試される方はご自由にどうぞ、但し自己責任にてお願い致します。


自作かメーカー製か、それとも

詳しくないなら、BTOしているお店で相談がおすすめです。


Windowsマシンか、Macintoshか



CPU

  • 基本的な考え方
VOCALOID2 初音ミク、鏡音リン・レンの必須環境は、
Pentium4 2GHz、またはAthlonXP 2000+です。
最低でもそれ以上を用意すべきです。

実用に耐えうる環境を求めるなら、DAWソフトの必須環境を調べ、
大きい方を取ってそれ以上を用意すればいいでしょう。

CPUをより早いものに交換する場合は、マザーボードの型番(自作機)
またはパソコンの型番(メーカPC)をメモして、
専門店の店員に見せるとスムーズに行きやすいです。

  • CPUの能力比較
クロック数が同じと仮定すると以下の通り。
    • Intel
小← P4用Celeron<Pentuim4<CeleronD<HT対応Pentium4≦PentiumD<Core2Duo<Core2Quad<Core i7 →大
    • AMD
小← sempron<turion64<Athlon64<Athlon64FX<Turino64x2<Athlon64x2≦Athlon64FX DualCore<Phenom Triple-Core<Phenom Quad-Core →大


メモリ

VOCALOID2 初音ミク、鏡音リン・レンの必須環境は、512MByte以上ですので、最低でもそれ以上を用意すべきです。
特に、他のDAWソフトとReWireで通信する場合は2GByte以上必要です。可能なら2GByteはご用意下さい。

ただし、OSが32BitOSの場合、4GByte以上のメモリは利用できません。
これは仕様ですので、使えない部分を諦めるか、64BitOSへのお乗り換えをお考え下さい。
幸いにも、有名処のDAWソフトは64BitOSにも対応しているようですので、乗り換えにあたりDAWソフト側の支障はないようです。

増設のためメモリを購入される際は、今使っているメモリをパソコンから取り外して持って行き、店員に見せるのが一番判りよいでしょう。
取り外せないときや、取り外したくない場合は、パソコンの型番をメモに書いて下さい。
こういった事前準備の有無で、買い物がスムーズに行ったり行かなかったりします。


ハードディスク

VOCALOID2 初音ミクはデータベースだけで約1GByte、鏡音リン・レン(Act2)では2GByte近くも必要です。
OSやDAWソフト、それらで作るデータの事も考え、最低でも250GByte以上を考えるべきでしょう。
故障に対応するためには、OS用とデータ用で分けるべきで、容量は同じくらいで2台以上を考えるといいでしょう。
RAID1(ミラーリング)による、故障への更なる対処もお考え下さい。

参考程度に、プロの方が明かしてくれたドライブ構成を紹介致します。
  • OS用に1台
  • DAWソフトやVOCALOID2データを置くのに1台
  • サンプリング音源を保存するのに1台
  • 作ったデータを置いておくのに1台
合計4台の同容量HDDを用意する、という豪勢な構成でした。

増設される場合、簡単に済ませるなら外付けという手段もあります。
箱から出して電源を用意し、接続するだけですので、バックアップなどにも重宝します。
どうしても内蔵させたい場合は、今使っているHDDに接続してあるケーブルの幅が、広いか狭いかを見て下さい。
広ければUltraATA(U-ATA)、狭ければSerialATA(S-ATAまたはSATA)です。


光学ドライブ

VOCALOID2 初音ミクはCD-ROM、鏡音リン・レン(Act2)はDVD-ROMです。
最低でもDVD-ROMは用意しておきましょう。
もし自宅に複数台のPCがあり、別PCのDVDドライブにLAN経由で接続できるのであれば、必須というわけではありません。

今ある光学ドライブを買い替える場合、取り外しなどを簡単に済ませるなら外付けという手段もあります。
箱から出して電源を用意し、接続するだけですので、一時利用やメディアへのバックアップに重宝します。
どうしても交換したい場合は、今使っている光学ドライブに接続してあるケーブルの幅が、広いか狭いかを見て下さい。
広ければUltraATA(U-ATA)、狭ければSerialATA(S-ATAまたはSATA)です。
また、メディアを入れっぱなしにしてしまう事故もそこそこ有りますので、取り外しをする前に必ずメディアが無いことを確認して下さい。


グラフィックボード

VOCALOID2シリーズでは、特にビデオ機能を使っておりません。
なので、マザーボードにあるビデオ機能をそのまま使っても構いません。
ですが、ニコニコ動画を見るにあたって、マザーボードのビデオ機能だと一部動画でかくかくするなど「スムーズな動画を見られない」状態になる可能性が高くなりますので、今のマザーボードに合うグラフィックボードをお買い求め下さい。

新たに買う場合は、マザーボードの型番をメモしてそれを店員に渡すのが一番です。
買い替える際なら、取り外したグラフィックボードを店員に見せるのもいいでしょう。
音質を出来る限り追求される場合は、ファンレスのものが有りますので、それを選ぶといいでしょう。


サウンドボード

VOCALOID2シリーズでは、特に音源をどうこうすることはありません。
歌う音声も全てCPUにより計算されますので、DSPボードも必要ありません。

ただし、それら音声を出力するための音源デバイスは必要です。
もし、マザーボードの音源デバイスが壊れた、或いは無かった、使いたくないなどの場合は、音源ボード、またはUSBによる外付け音源ユニットが市販されていますので、それをお買い求め下さい。


インタフェース

VOCALOID2シリーズでは、特に何かしらのインタフェースが必要、と言うわけではありません。
ですが、Midi音源やMidiキーボードを持っている場合など、それらと接続するときは、Midiインタフェースが必要です。

新たに用意する場合は、USBでMidiインタフェースを受け付けるものがありますので、そう言うもので充分でしょう。


その他(プロ向け)

VOCALOID2とは無関係で、むしろ音楽を作る時に要る細々したことですが、以下のパーツもあります。
  • ノイズを発生させない高信頼性の電源ユニット
  • 大きめで低回転のケースファン
  • USB機器を多数接続するときに使うセルフパワー型USBハブ
  • 更に振動音を軽減するためのゲルシート(HDD用、光学ドライブ用、電源ユニット用有ります)
  • ノイズ軽減用ボード

上記を適用すると、微細ながらより静かになりますでしょう。



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