- ミックスの前に
ミックスは魔法ではありません。良い作曲、アレンジ・打ち込みなら簡単なミックスでまとまるでしょう。
ミックスの手順
DAWを使ったミックスは大きく分けて二種類あります。
それぞれのメリットを挙げると、
それぞれのメリットを挙げると、
- VSTiトラックのままミックス→作業が楽。とにかく楽。
- オーディオファイルに書き出してミックス→ソフトシンセの挙動に気を使わず、安心して作業出来る。
大編成の曲、長い曲などは後者の方がよいかと思われます
- STEP1.定位を決める
定位には3種類あり、楽器の特性を活かす定位に振らなければなりません。真ん中には重要な楽器を。左右は対照になるようバランスよく。ステレオは包み込むような楽器が向いています。
下に定番の定位を挙げておくので参考にするとよいでしょう。
下に定番の定位を挙げておくので参考にするとよいでしょう。
- 真ん中
キック、スネア、ヴォーカル、ベース
- 左右
ギター、ハイハット・ライド、タム
- ステレオ
ピアノ、エレピ、ストリングス、オルガン
- STEP2.ヴォーカロイドの音作り
素の音の特徴
- 基音が美味しくない
→ハイパスを使う(例250Hzから下を削る)
- 音量にばらつきがある
→コンプで叩く(例レシオ1:2スレッショルド深め)
→オートメーションを書く
→オートメーションを書く
- 高域が多め
→ローパスを使う(例12KHzから上を削る)
→シェルビングEQを使う(例8KHzから上を緩やかに減衰させる)
→シェルビングEQを使う(例8KHzから上を緩やかに減衰させる)
リバーブ
プレート系が定番。
下を削ると今風の音に(例ヴォーカルトラックのハイパスの倍の周波数を削る)。
ホール系を使うときはプリディレイの調整が必須
プレート系が定番。
下を削ると今風の音に(例ヴォーカルトラックのハイパスの倍の周波数を削る)。
ホール系を使うときはプリディレイの調整が必須
ディレイ