ITパスポート試験の難易度上昇は、受験者だけでなくそれを支える参考書の出版社までも驚かせた。
出版社にとっては、「いかに多くの人に買って頂いて合格を勝ち取ってもらえるか」が命であり、
受験者にとっては「いかにこのテキストで合格するか」
つまり、理論上は出版社と受験者の意気が投合した時に初めて合格を目指して行動を起こすことが
できるようになるわけだが、どちらかのバランスが崩れているとうまくいかない可能性がある。
今回のFOMの対応は、出版社としてできる限りのことを最大限尽くす、
つまり試験を分析してより多くの出題される可能性のある問題を載せる、ということであろうか。
できるようになるわけだが、どちらかのバランスが崩れているとうまくいかない可能性がある。
今回のFOMの対応は、出版社としてできる限りのことを最大限尽くす、
つまり試験を分析してより多くの出題される可能性のある問題を載せる、ということであろうか。
なお、今後のFOMテキストのラインアップは若干変更され、以下のようになるようである。(FOM公式の発表PDFより)
・ITパスポート試験 対策テキスト
(平成22年1月下旬発行 1,890円)
一ヶ月かけて大幅に解説を追加する代わりに模擬問は未収録
→問題の演習をするなら「過去問題集」との併用がお勧めとのこと
一ヶ月かけて大幅に解説を追加する代わりに模擬問は未収録
→問題の演習をするなら「過去問題集」との併用がお勧めとのこと
・ITパスポート試験 過去問題集
(平成22年2月上旬発行 1,575円)
平成21年度の春期および秋期の問題、解答・解説、予想問題200問を収録
→模擬問(=予想問題)と過去問を統合
平成21年度の春期および秋期の問題、解答・解説、予想問題200問を収録
→模擬問(=予想問題)と過去問を統合
・ITパスポート試験 直前対策 1週間完全プログラム
(平成21年3月発行 1,260円)
シラバスに記載されている用語を全て解説
シラバスに記載されている用語を全て解説
この記事だけを見るとFOMを宣伝しているかのようにみえるが、あくまで難易度上昇の影響を伝えるものであり、
統計資料にも書いているが
統計資料にも書いているが
「参考書だけで合格が決まるものではない」
(=有名なテキストで勉強しても必ずしも合格できるとは限らない)ということをご理解頂きたい。