"A World Where No Such Road Will Run"

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担当 Nie
記載日 2008/10/19
原文 http://www.eve-online.com/background/potw/15-09-08.asp
コメント CaldariメンバーのJanus Bravourから見たCaldari、そして彼の想い。
本ページは一部修正中です。


"A World Where No Such Road Will Run"

走ることのできる道のない世界
投稿者:CCP Eris Discordia 投稿日:2008.10.03 17:36:31



私の名前はJanus Bravour、32歳です。私は死ぬつもりです。

私の部屋は巨大である。それは、彼の一族と同じように大きな力を持っていたCaldari社員のものであった。そして彼は革命と異なる側に立っていた。私は、より小さな部屋を好みました。部屋のこの大きさは、あなたがあなたの周りにあるすべての事柄を見ることができないということ、そしてその空間の中で起こるすべての出来事を管理することができないということを意味しています。これは大事なことです。もしあなたがCaldari State指導部のメンバーになったとき、あなたはその部屋でのすべての出来事を制御できないようにしないために、管理することが必要とされます。

この部屋はすでに制御できない場所です。

私たちは、より寛大な構造を骨抜きにしました。―私のリーダーであり、Stateの支配者である、Tibus Hethはストリッパー達を支えた檻を引き裂き、彼らを幹部社員の新しいオフィスの内側へはんだづけすることをもっぱら楽しみました―しかし、基本である、良く知られていないが、実のところCaldariであったはかないものを、我々は保持しました。[そこには、砂の滝があり、そして、空気を通して照らすレーザーの鳥、静かなSigilが床に投げかけられ、これらの一つによるモルヒネ?は、そのほかのものを意味します。]この1文、何がいいたいのやら・・・

私の名前は、Janus Bravour。私は部屋に座って、その部屋では滝が壁の一つの面を流れおち、その砂がたてる、しゅっという音は、目に見えない溝を通って、したたっていきます。

私は、再建に賛成しました。私は、これまで経験した深刻な状況と同じように、慎重に生活を送ってきました。私たち(革命派、ではなくStateの役人全体を指すのでしょう)の中には、人生は冗談にすぎないと感じる人がいます。彼らは私たちがこの帝国を再建するために設立した仕事を軽侮します。私たちは彼らを骨抜きにし、私たちのStateの清廉さを保持します。そして、彼らは古き日々の方法論へと、生活が戻ることを期待しています。これらの人々は私たちの敵であり、私は彼らを真剣に受け止めるでしょう。

鳥たちは空気の中を、何も知らないかの如く、すいすいと飛びまわります。裏切られるかもしれませんが、彼らの動きは私にかすかな希望をもたらします。私は、それらがペアや、グループになって飛んでいることに気が付きます。このようなことは、これまでに見られなかったことです。

私の名前は、Janus Bravour。ひとつの帝国全体の(=Caldari Stateの) Chief Operating Officerです。私は、世界でもっとも有名である人物である、市民革命家Tibus Hethの副司令官です。Hethの指導によって、私たちは、自身の帝国の上部組織をひっくりかえし、そして私たちの生まれ持った権利である惑星を開拓し、また戦争へと突入しました。

Tibus Hethはたくさんの敵を持っており、したがって、私にもたくさんの敵がいます。

Hethは、衝動的な男です、彼自身。彼は、感情の活気ある低層流を有しています。彼は素晴らしい軍略家でありますが、彼の専門は、煙と大虐殺のフィールドです。日々おこなわれている彼の残した帝国を経営するための静かな戦いについて、真実を私に伝えてください。

私はHethと彼の達成したことを支え、そして私の人生を捧げました。しかし、私は何故私が彼の統治の欠点を補うかの理由である衝動性を持った人間ではなくまたその結果、彼と私の意見があうことはないでしょう。(Hethとは違うタイプの人間であり、それゆえに彼の統治の欠点を補っており、またその意見が合うことはない、と。)私は、Stateの利益のために尽くしています、Hethがしているように。しかし、私は彼とならんで私がStateに尽くしているとは感じないのです。私たちは、それぞれ個々の方向へ、それを引き続けています。この定量の運動は、それにもかかわらず、Stateが存在しつづける力を与えます。

もしも私たちが恋人ならば、(私たちはそうではありませんが、)私たちは今まさに、私たちの家をやりくりしているでしょうに。私は、友人と共有される理想は、私たちを今後起きるであろう議論へと運ぶのか、と考えています。

私は、シンクロして飛んでいく鳥たちをうらやましく思います。私たち(Janus&Heth)が同じようにしようと試みれば、私はすぐさま死んでしまうでしょう。そして、それでも、またそれがどのように見えようとも、私はある種の運動をし続けなければなければならないでしょう。停滞はすなわち死です。私たちが運動を止めた瞬間に、私たちが存続できる人間であることをやめ、ほんのアニメの無価値な外皮となり、おごそかに死を待つしかないのです。

私は、今すべての物事がよく見えています。私は、それが、個人的な、死を免れない打ち明け話によって、終わるということを予測しています。私は死ぬつもりです。そして、そして、その結果、私の精神は、最後通牒の前に私の認識できる最後のあらゆるディティールを読み取っています。

私は、この件について、完全に病床の上にあります。境遇、精神、これらを考えると、私はそれを、申し訳の立つことだと考えています。

鳥たち、滝、そしてSigilを別にして―すべての触れることのできないものの性質、あるいはその他のもの、そしてほんとに、この部屋の家具に向かって数えないでください―そこには、遠くに閉じたドアと、私の座っている机しかありません。私の後ろの窓は、温かな影を私の仕事場に投げかけ、そして私は、私が振り返れば、太陽をみることになると知っています。私は、誘惑に抵抗しようとしています。

机の上には、3つのものがあります。まずは、小さな、黒い土台の上に設置されたガラス製のシリンダーです。シリンダーは、私の掌と同じぐらいの長さと、幅です。その中では、うずまきチューブが、壁かけに織り込まれた、DNAを模した紐のごとく、相互に連結しています。そして、そのチューブの中には、2つの水銀を思わせる銀色の液体の小滴があります。重力と慣性による挑戦によって、その球は、絶えずチューブの中を通り抜けて行きます。その経路の中では、まるで中性子と電子の如く、彼らは回転しており、同じ距離を保って、からまりあって、また脱出しません。彼らは触れず、また離れず、目に見えないコアに取り囲まれ、そして動くことをやめようとしません。(全体的に蛇足に思えますが、一応訳。ボーア模型のように運動し合う小球が見える、ということでしょう。)

そのことは、私に、私もHethも一度もCaldari Primeの一部ではなかったことを思い出させます。(年齢から考えれば、Hethも、JanusもGallenteによるCaldari Primeの征服より後に生まれたのでしょう。)私たちは、そのコアを含みながら、それを取り囲みます。私たちが失敗したとして、別の誰かが大急ぎで私たちの代理を務める限り、コアは屈服することはないでしょう。(Caldari Prime奪還作戦を後任者が継続する、という意味であるのか、Caldari PrimeはGallenteに屈服しないという意味であるのか?)私は、本当にそうなることを願っています。

二つ目に私の机にあるものは、宇宙からとった写真です。背景は、血と錆びの中間のような、濃いえび茶色です。前景という用語がこれほどにもとてつもないものに当てはまるとすれば、写真の前景は、黄金色の光と、凍った雲の塊をちりばめた白い球です。これこそが、Caldari Prime、私が実在するということのコア(本質、という訳のほうがよろしいか)です。

三つ目は、私の机の上にライトアップされた、緑色の光が後ろからさしているメッセージです。私は、私の椅子に、死んだように座りっぱなしです。私の目のみが動いています。私がこれまでにしてきたことすべてが、時間内に、私をここまで連れてきました。私のオフィスの中で、この椅子に座り、動かず、そして私の死を伝えるニュースを読む立場にまで。

このメッセージは、未知の送信者からのものです。そして、私は疑いなくこれを後に見た人々が、それが消えていることに気づくだろうと考えています。それは制裁されず、また非難もされません。また、それは活発であり、明確かつ正直です。そのメッセージは、メッセージの受信によって有効化される中毒エージェントでこの部屋が満たされており、それは、人間の動きに反応するでしょう。私はたった今、私がこれまでこの部屋に座っていたときのように、私の肺の中にそれを吸い込んでおり、また吐き出しています。もしも私が動く、手を振る、ないしは私の背後に輝く太陽にちらりと一目投げかけても、中毒エージェントは、私の心臓を停止へ追い込む物質へと、凝固するでしょう。

この建物のどこかに、義務の軌道から落下したと感じる誰か―おそらく、誰か達―が居ることでしょう。私は動き、私は死に、彼らはどんな調査よりも先に、部屋を徹底して換気することを確実にするでしょう。また、彼らは、私が自然な原因で死んだという事実が、調査によって明らかになることを保証するでしょう。そして、私はStateman(Stateの役人)にふさわしい葬儀を得るでしょう。私は名誉を得ることを確信しています。

そして、これらすべてが完全に不要になり、―中毒エージェントと反逆者、そしてすべてのセットアップが多くの時間と努力を必要とします―それは、暗殺としてのみならず、侮辱として、私を私の場所へとおくことを意味します。私は、私がすることが助けとならない(じたばたしても無駄な。)罠にはまりました。私は、干渉することができないほど、無力です。私が何か行動すれば、ないしこの小さな停滞の王国の中に、完全に座っている以外の事をすれば、私はすぐに死ぬでしょう。

私の名前はJanus Bravourです。すべての道は、私に開かれています。そしてそのすべては、私を私の終焉へと導きます。

そして、これが私の決心することです。私が無限であり、かつ微小であるこの瞬間に経験しているこの認識:生きている人間、まぎれもなく生きている人間は、停滞出来ないため、動きを保たざるを得ません、そして、私の心の中にあるこの小さく、ちらちら光るものは、単なる私の動作の解決ではなく、しかし、望みです。―不合理な希望、実際に、それを信じて、そして私は考えによって、私は微笑を抑えなければなりません― その望みは、最も素早い動きによって、この最終的かつ絶対的な死をだますことができるということです。
私が動くことなく、私が光より早く、時間そのものより早く、私が息を吐き出して、また吸い込んで、私の神経が準備できるなら、行くことができるなら―















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