発見&記載 | Futo |
記載日 | 2008/11/09 |
原文 | http://www.eurogamer.net/article.php?article_id=284329 |
コメント | ファンフェスで発表された今後のEVEについての内容。 |
CCP開発陣によると、去年の終わり頃にリリースされたTrinity拡張アップデート時にて導入されているプレミアムグラフィックの完成度は未だ50%程度だそうです。
CCP技術チームのチーフ、Halldor FannarさんよりReykajavik, Icelandで開催しているFanFestaにてコメントがありました。
「貴方がEveをプレミアムエディションでプレイしているものは、まだ半分の出来栄えのものをプレイしていると言えるでしょう。パーティクルシステム(3Dレンダリング技術) は素晴らしいもので、次世代エフェクトレベルの効果を生み出します。」
Fannarさんはプレゼンテーションにて、今後のTrinityでのグラフィックアップデート対象はプレイヤーがよく見かけるであろう、船・ステーション、スターゲートに的を絞っていくと話していました。また、パーティクルシステムによって光/影・宇宙外観・アステロイドベルトの描写へも改善されるとの事です。
Eveの宇宙空間は様々なテクスチャ大量のアステロイドなどがレンダリングされて作成されています 。Fannarさんは可能性の話として、プレイヤーはGasで成型されたような惑星の中をPlanetary Ring(惑星の輪)から通り抜けれるようになることも話していました。 この機能が今後も開発・進展していくのか、そのうちTrinityのような大型アップデートで公表されるのかどうかに対して、「これは次期大型拡張アップデート終了後、来年以降の大きな壁・ステップになる事項です。」というコメントがありました。本グラフィック関連の変更については次期アップデート終了後、進行速度や展開が速まるようになるとの事です。
他の改善案としては、EVEのシステム側での負担軽減、その代わりクライアント固体のグラフィックカード側へ比重を移すことにより、GPU向上に伴い大きなパフォーマンス向上が見込めるでしょう。Fannarさんは、「2アカ保持者などがクライアントを二つ立ち上げてプレイするのが現在はベースとなっているようですが、元々EVEはそのような目的で作られているわけじゃありません。」と発言した後に、CCP開発陣の一人が1台のPC上で10個のクライアントを立ち上げている様の写真を公開していました。さらに、超ワイドスクリーンモード:二つのモニターを一つのプレイ画面として表示させる機能について、Nvidia GTX280 を使用しての幅5000ピクセル、200fpsの環境でデモを行なっていました。
この発表はハイエンドなハードウェアを使用する話ばかりではありませんでした。ローエンドな格安PCなどでも、プレミアムバージョンをベースにした良い環境でプレイできることを目標としているそうです。
他にも沢山の事項についてファンフェストで情報公開されます。WIS(Walk in Station)のインテリア・3Dアバターについても初公開されるそうです。