奈高生の勉強

奈高生の勉強


受かるための勉強の進め方。失敗例は勉強法の失敗例を参照。

先輩からのメッセージ

もっと京大行こう。
もっと東大行こう。
もっと国医行こう。

もちろん大学ごとにいろんな色があるから行きたいところにいくのが一番だけど、
特別な理由があって目指してるところがないなら、できるだけ上を目指せ。
「高いように見えて実はちょっと自分に甘い目標」立ててないか?
(↑志望校決めるのが遅かった場合、逆に無理な挑戦して落ちたら意味ない。)

奈良高校にいてることは全然すごいことじゃない。
奈高の下半分はたとえ奈高より偏差値低い学校にいっても決してトップレベルなんかじゃない。
一学年に400人もいるくせに現役京大合格者が40人未満とか西大和や東大寺からしたら
鼻で笑われる程度。(実話)
ちなみに東大寺では阪大は医学部以外眼中にないらしい。

奈高はもっとレベルの高い学校になれる。
現状に満足せずに、もっと上を目指そう。


全体通しての心得

繰り返せば覚えられる。
効率よくやることは大事。
ただ、いろんな勉強法を知って満足してるだけの勉強法マニアであってはいけない。
実力をつけるためには効率のいい勉強法を実践する努力が必要。

基礎的なことを理解するためにはNHKの高校講座もオススメ。
東大の教授が解説してたりすることもあるよ。
ホームページでも動画が見られる。
特に世界史や日本史はオススメ。寺田ちひろかわいい。

勉強法の基本原則

覚えたことを思い出せるかどうかがカギとなる。
だから、思い出す練習をすればよい。
何かに関連付けたり、何かしら強い感情を持ったりすることで暗記する方法は、
芋づる式に思い出しやすくするための一つの手段である。

そして復習は、忘れかけた頃にするのがよい。
完全に忘れてしまってからでは、一から勉強しなおさなければならず、時間がかかり、
習った直後に復習を繰り返すのは、“過剰学習”と呼ばれ、短期的な小テストではいい点が取れても、
入試のような習ってから時間のあく、長期的なものに対しては記憶が持たず、無力であるからだ。

だから、たとえば、単語カードを作るにしても、一セットにつき30~40枚ぐらいにし、
一回見たカードを次見るときまでの時間が適度にあくようにしてから、繰り返し使用するべきだ。


英語

数学と違って順序を踏まなければいけない教科ではないので、
授業で未習のことも自分ですすめやすい教科。
京阪なら完全に多読より精読。
日本語と逐語的に訳すのもいけないし、逆にフィーリングで訳してもいけない。
論理的に文の構造を把握して、文の意味を理解し、採点者に分かるような日本語に訳す。


数学

できるだけ多くの問題パターンを覚える。
ただしどんどんやることばかり考えて復習を忘れてはいけない。

よく「チャート~周した」とか言うやつがいるが
言葉どおりチャート一冊のはじめから終わりまでを全部やって、またはじめから、
というようにやっていたのでは1回目と2回目の間は少なくとも1,2ヶ月はあく。
既に演習をこなしていく段階に入っているならともかく、パターンを覚えていく段階では
記憶のメカニズムからいってそのやり方では効率が悪い。
一回目の復習は3日~10日後ぐらいにするべき。

数学的思考力というのは過去に経験した考え方を目の前の問題とリンクさせる力。

■短期完成型への注意
当たり前のことだが、応用問題の解説では基礎的なことについていちいち細かくは書かれない。

しかし受験まで時間がなく、基礎から応用までをハイペースでやっている人は
基礎が分からないわけではなくても「慣れ」が足りていないので
慣れていない事柄が応用問題の解説でいきなりでてくると理解できないことがある。

たとえば「(a+2b)^8の展開式の係数は(r+1)項では{}_8\mathrm{C}_r2^rであるから」とかでてきたときに、
二項定理について{}_n\mathrm{C}_ra^{n-r}b^rという形を知っていても
慣れていなければピンとこず悩んでしまうことがよくある。

もしこういう部分がその問題の大筋と関係ない部分だった場合、そこに気をとられてしまうと、
一番大事な「こういう問題のときはここに着目してこう解く」という流れを意識できなくなる。

だから短期完成型の人は、その問題の大きな指針を見失わないようにすること。
そして自分がつまづいたところはきちんとおさえておくこと。


国語

本を読もう。
ただし昨今はインターネットの文章でも国語力はつけられる。

注意しておくと、小説を乱読することは、国語力の向上にはなんら関係はない。
もちろん趣味で読む分には好きな本を好きな姿勢で読めばいい。
しかし、大学入試で求められる国語力をつけたいのであれば、言語、社会、文化、科学など幅広い分野の
主なものの見方、考え方を吸収する方がよい。
国語便覧の評論100選みたいなのに選ばれているような所から読んでいけばいいと思う。
または過去の入試問題に出た文章が収録されている本を読むというのもいいと思う。

理科

■化学
「化学は理解!」まさにその通りだと思う。化学反応や物質の性質は、“電子”が絡んでいることが多い。
だから、化学基礎の電気陰性度を軽く流さずに、それに着目して物性・諸現象を理解しようと心がけること。
電気陰性度に起因した分極や電荷の偏りから、沸点・融点の違いや溶解度、ハロゲンの酸化力の違いなどいろんなことが説明できるからだ。

また、化学反応式も丸暗記すべきでない。
反応物と主生成物を覚え、残りは酸化数が辻褄合うように係数をいじったり、酸素の数に着目してH2Oを加えたり、強酸・強塩基の塩を加えたりすれば、練習すれば奈高生なら効率よくできるようになるはず。

計算力も高めておくこと。
有機は制限の多いパズル。
無機は暗記かな…。

■物理
「物理は公式全部暗記!」ではない。原理・定義の式とそれらの式から導かれた式があるので、まずは前者の式を理解して覚え、後者の式を導けるようにすること。
また、ベクトル量とスカラー量にも注意。教科書では曖昧である。
力学はとにかく今注目している物体に働いている力を忠実に書きだして式を立てること。
あとは、修練を積むのみ。

■生物
二次で生物が必要な人は記述対策を疎かにしないこと。めんどくさいからといっていつも答えを見てばかりでは記述力は伸びない。自分の言葉で制限時数内にまとめる力を養うべし。そして奈高の先生方にいっぱい添削してもらうこと。
あと植物名や動物名はネットでその動植物を調べて、画像とリンクさせて覚えるのが効果的。

■地学
販売されている参考書も少なく、全体的に迫害されている…。
センター試験用に勉強するのはいいけど、
二次試験用の科目にするのは、きつそう・・・。


社会

■公民
ニュースを見よう。
「テレビや新聞のニュースは偏向している」という噂をよく聞くが、受験の公民は、むしろ「偏向している」方を勉強しなければならない。

■地理
スーパーの生鮮食品売り場にたまろう。

とにかくまず、各気候の特徴、分布を理屈からしっかり覚えよう。
ほんとに理屈を理解して覚えることが大事。

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最終更新:2015年03月30日 00:02
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