シンジきゅん受け系SSまとめ

レイ×シンジ7

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匿名ユーザー

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 もしかするとシンジの先走りと先程のレイの唾液だけかもしれない。
 愉悦に浸る声を吐かない、それ所か肌が余り赤くならず汗ばんでもいないのだから、性的に追い詰められているのはシンジのみ。
 多少眉をしかめて見えるが、基本的には日頃の無表情なままのレイがこちらを見ている。
「もっとちゃんと、ここを見て」
 すっと腰を引くが互いの性器は繋がったまま。
 顔に反してレイの秘所は必死で咥え込み、ビラビラとした入り口近辺が性器に張り付いて離さない。
 互いに陰毛が生えていないので淫らさは半減しているものの、レイが恥丘を2本の指で引っ張り結合部がよく見える。
「見えるでしょ」
「うん……」
 こんなにも心臓が高鳴っているのは自分だけなのだろうと思うと羞恥心が何倍にも膨れ上がった。
「私、このままマスターベーションをするわ」

「えっ!?」
「だから碇君はそのまま見てて」
 恥丘を上へと支える2本の指がすっと下におりる。
「ここ、クリトリス。女性はここが性感帯」
 ぷっくりと腫れ上がった陰核を2本の指で軽く挟む。擦らず、潰さずに。
「ヴァギナに挿れられるよりも、余程感じられる場所」
 レイの人指し指が陰核の付け根をくるりと一周し、先端から自らに付けるように優しく押し潰す。
「……ん……」
 何度か指で押しては放す動きを繰り返し、息がかなり荒くなると人指し指に中指を添えて2本の指で陰核を押す。
 今度は放さず、ずっと力を加えたまま。
「碇君、見てる?」
「えっ……」
 声を漏らさず激しい動きも無い静かな自慰だと考えていたのが伝わったのか、レイはシンジの方を冷たく見つめていた。
「ごめん……」
 見るなと言われても見てしまう。それ程近くで、それ程甘い香りが漂っている。
 今なら性器を簡単に擦るだけで先程は出来なかった射精も簡単に行えそうだが、それは出来ない。レイの秘所にすっぽりと収まっているのだから。
 ねっとりとした壁が性器をあらゆる面から包み、しかし包むだけの刺激しか与えてこない。
 ただ意識すれば先程よりも少しばかり膣内が濡れている気がした。
「何故謝るの? もっと見なくては駄目。ちゃんと見て、ここを」
 意図的なのか内壁がきゅっと性器を締め付ける。
「見て。碇君のペニスが根本まで入っているのを」
 見なくてもわかるその言葉はリップサービスなのか、2人の間に全く入らない本日の買い取り客への説明なのか。
「でもこれはセックスじゃない。私だけがするマスターベーション」
 指が陰核を押したままグニグニと左右に動く。
「碇君のペニスをヴァギナに挿れたまま、クリトリスだけでオルガスムスを得るの。目一杯拡げられたヴァギナよりも、クリトリスの方が気持ち良いから」
 見ていて痛そうな位陰核が押されて形を変え、膣がまるで心臓の脈打つ姿を真似るように小刻に締め付けてきた。
「誰かに犯されている所を考えながらマスターベーションする方が、こうして碇君とセックスしているよりオルガスムスを迎えやすいの。碇君もそうでしょ? こんな事をしているよりも乱暴にされる方が、もっとずっとペニスがビクビクと勃起するんでしょ」
「し、しないよ……」
 言葉とは裏腹に充分に熱を持っている性器が動きたくて仕方無いと腰に信号を送ってきた。
「ヴァギナも口も、アヌスだってスペルマを掛けられてドロドロにされるの。どんなに嫌がっても、もう肌が見えない位にドロドロに。そう考えながらここを触るとどれだけ気持ち良いか、男性に生まれてはわからない」
 指先が陰核を激しく擦り始める。
「女、として作られた事に感謝をする……誰かに、感謝を……する……」
 触れてもいないレイの胸の尖端が目立って見えてきた。
「あ、綾波……ま、も、待って、ね……」
 このままレイの体を押し倒して乱暴に腰を振って達してしまいたい。声も震えてしまう。
「動かないで……マスターベーション、してるから……」
 潤んで見える赤い目が珍しく感情を見せていた。
「私が終わるまで……碇君はそのまま。ずっと……そうしてきたんでしょ。色んな人に黙って、隠してそうしてきたんでしょ……他人の、あ……ん、あ……玩具に、なってきたんでしょ……」
 疑問系ではないし、間違いでもない。
 背の後ろに両手を付いて、動かない代わりにせめてもと腰を少し高くして、シンジはただひたすら耐えるしか無い。
 白い2本のレイの指の下の結合部からトロリと白に近い液体が滲んできた。
 秘所を限界まで拡げる性器をなぞるように伝って、愛液が床まで落ちていく。
「ウ、あァ……」
 レイの声に色が含まれてきた。
 不定期的に膣がぐっと締まったり、くぱっと力が抜けたりを繰り返し、力む直前にレイは必ず声を漏らす。
「……は、ァ……碇君のペニスが……当たってる、ぐりぐりって陰核を裏から……うゥん……」
 息が乱れて肩が大きく呼吸をしようと動く。あのレイのこんな姿は見た事が無い。
「う、あっ……アっ……ヴァギナもアヌスもぉ……壊れて、しまうッ……」
 床につくレイの膝を立てた両足の先の指に力が込められる。
 同時に蒸気しても未だ白い彼女の肌から汗の珠が吹き出し、俯いて表情が崩れる様を隠した。
「ぐ、ン……あヴァぁあっ!」
 レイの低くて短い悲鳴と共に性器を掴んでいた膣道の奥がぱかっと、まるで口を開くように広い空間に変わる。
「っ! あ、綾波っ……」
 そのまま射してくれと言わんばかりの状況に飲み込まれそうになりながら、微かにくすぶって残る男としての意地でシンジは歯を食いしばりながら堪えた。

 堪えきった。
 レイ同様に爪先まで力を込めて頭を突き抜けてしまいそうな射精感を殺しきった。
 山を越えれば二の腕に鳥肌が立とうとも暫くは堪えられそうで、きつく閉じていた目を開いてレイの様子を伺える余裕が出来る。
 俯いている顔から唾液らしき液体がドロリと垂れて、完全に顔と液体が放れるてからゆっくりと天井を仰ぐレイ。
 だらしなく開いた口も、意識の定まらなさそうな強さに欠いた目も、彼女らしさが無い。
 まるでレイではない。そう思うと心のどこかは急速に萎え、相反して体の一部は更に憤る。
 レイ以外の女性ならば躊躇い無く犯せるとでも主張するように。
 人より回復が早いのは若さ故か、日頃の様々な訓練の所為か。すぐにレイの紅色の瞳に意識の炎がともり、顔を前へと向けてシンジと目を合わせた。
「……射精せずに我慢していたのね」
 日頃と違う掠れた声。
「手、放して」
 荒い息の中の命令にシンジは自分の両手に素早く目を走らせる。
 両手共後方の床につき、レイと同じような体勢をしていた。
「……放したら、倒れちゃうよ」
 シンジの息はレイ以上に荒く、更に弱々しい。若い為に堪えずにすぐ射す事を売りにしていたと言っても過言ではない今までと一転、既に3回程波を越えているので当然の状況。
「倒れるの。横になって、このままここを抜かずに」
 ぐっと体を押し付けられ、互いの熱過ぎる肌が重なる。
 体重がかかり、海に沈むかのようにゆっくりと倒れ込んでゆく。
 性器に触れる愛液まみれの膣の当たる部分が代わり、まるで抉っているような刺激がまた射精を呼び掛けた。



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