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叱るに代わる5つの方法

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叱るに代わる5つの方法
別名
用途
叱りすぎているとき
雷を落としても効かなくなってきたとき
叱るだけですまず、思わず子どもを責めているとき
子どもの自主性や自信を育てたいとき
叱ることで、親子関係が陥ってる悪循環から抜けたいとき
子どもに気持ちの伝え方、お願いの仕方を身を持って学ばせたいとき
用例
使用法
1.見たままの状況を表現する
……多くの場合、状況を説明すれば、どうすればいいのか子どもは分かっているものです。そして子どもが分かっているのに、「わかっていない者扱い」をすることが、かえってこどもの理解や自主性を損ないます。
×「何度トイレを出るとき、電気を消しなさいと言ったの!」
○「トイレの電気がついてるよ。」
×「お風呂の水を止め忘れてるよ。なんて無責任なんだ。床が洪水になるぞ。」
○「お風呂の水があふれそうだよ。」
2.情報を与える
……多くの場合、状況を説明すれば、どうすればいいのか子どもは分かっているものです。そして子どもが分かっていないならば(分かっていてもできない場合も)、まずはそれを教えることが必要です。それが、子どもを恐れさしたり悲しくさせるよりも、子どもを賢くする方法です。
×「もう一度、壁に落書きしたら、お尻ぺんぺんだよ。」
○「壁は落書きする場所じゃないよ。落書きは紙にするもんだよ。」
3.一言で言う
……くどくどと長く何度も説明することは不要であるばかりか、そうすることで、言わなくてもいい脅しや皮肉がどうしても入ってしまうものです(なぜなら、言わなくてもいいことで、文句を水増ししているのだから)。
×「パジャマに着替えなさいって何回言ったの。テレビを見る前にパジャマに着替えるって約束したでしょ。それなのに、あなたたちは・・・・・・」
○「パジャマ。」
×「また、お弁当忘れて、そのまま学校に行こうとしてる。昨日も忘れて、ママが届けなければならなかったでしょ。もし頭が体にくっついてなかったら、自分の頭も忘れていくところじゃないの?」
○「お弁当!」
4.気持ちを伝える
……大人同士のケンカにならない気持ちの伝え方、お願いの仕方の基本は、「理由を簡単に説明すること」「自分がどう感じているか話すこと」です。ただ「〜やって」というより「〜だから、〜してほしい」と言った方が伝わり、相手がやってくれる確率が高まります。「叱る」ことは、時に怒りを伴いますが、そうなる前に、自分の気持ちを素直に表現することは、子どもにとっても気持ちの伝え方、お願いの仕方のよいモデルになります。
×「また網戸を開けっぱなしにして。頭に来るわね。」
○「網戸を開けっぱなしにされるのは困るの。ハエとかが入ってくるでしょ。」
5.メモで伝える
……文字を読める歳の子どもにはメモで伝えるのも効果的です。メモは書き直せるし、いったん書いたら、余計な皮肉や怒鳴り声を発しません。
例:テレビに「宿題は終わりましたか?」というメモをはる。
子どもが言うことを聞かないとき、悪さをした時、自分がカッとなったとき、できるだけ上のパターンで返してみる。
 小さくても良い変化が出てきたら、それを繰り返す(do moreの原則)。

参考文献
アデル・フェイバ (著), エレイン・マズリッシュ (著),『子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方』(きこ書房、2006)













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