シンジきゅん受け系SSまとめ

リツコ×シンジ 6

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matome_x_shinjikyun

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 リツコが不意にシンジに背を向けた。
 膝立ちの状態で、ベッドの端に置いた鞄から何かを取り出そうとしている。
 スカートから覗く年齢以上に若い足。その先には隠されていない女性が有る。
 リツコはこんなにも短いスカートを履いていただろうか?
 思わずシンジは生唾を飲み込んだ。喉だけではなく下半身も連動する。
 遊女が自ら脱ぐのを見たがる男性に脱ぐ姿を見せてくれと頼まれた理由が漸く分かった。 成り振り構わずに発散するよりも焦らされてから爆発する方が良い時も有るのだろう。

「残念、こんな物しか無かったわ」

 はい、と手渡すように差し出したのは携帯電話の充電器。

「あの……」
「両手を出して頂戴、縛るから」

 素直に両手を前に出すと言葉通り手首と手首をぐるりと巻いて、
 器用に下に結び目を作った。

「きつい? 痛くない?」
「はい、大丈夫です」

 体の一部を、時には全部を拘束したがる人間は何人も居る。
 しかしこれでは買い手からの命令と言うより実験の指示だ。
 リツコの口調の所為か、はたまた関係の所為か。

「降りて頂戴」
「……えっ?」
「ベッドから。そして座りなさい」
「は、はあ……」

 両手が不自由だがベッドの下に降りるのに問題は無い。
 言われた通りに床に立ち、シンジはそのまま腰を下ろした。
 あぐらをかくのは失礼かもしれないと考えて膝を立てて座ってみる。
 そしてこれで良いかと顔を上げる。

「ッ!?」

 そこには見慣れた筈なのにいつでも興奮してしまう、
 それでいて初めて見るリツコの生殖器。

「……あ、の……」

 声が掠れる。息がし辛い。まるでずっと喉が渇いていたみたいに。
 大股開きに座り、タイトのミニスカートを捲り上げれば、
 当然下着を履いていないリツコは性器が全て見える形になる。
 わかっているのに、なのにシンジは目の前の光景が理解しきれない。
 見える所は少し黒ずんでおり、しかし足を無理に開いている為に
 見える部分は朱に近いピンクにも見える。
 視線を下へ外した瞬間にリツコから声が掛かった。

「舐めなさい」
「な、舐め……」
「えぇ、舐めるの。お金を貰っている身分なら、きちんとなさい」

 息が熱くなる。吐く息も吸う息も熱い。
 どんどん上昇する体温に抗えず、シンジは首をと舌を伸ばす。
 どんなに華やかな金髪に染め上げていても、リツコの陰毛は日本人らしく黒いまま。
 流石にここまで染めずとも、今は亡き母の面影を見付けられる事は無い。

 その秘所へ口付けに来る羞恥に赤らんだ幼い顔が、
 陰毛にくすぐられてシンジは小さく「うっ」と呻いた。
 口を少し開いて陰核を含む。舌の上全体を押し付けて味わうと、
 乾ききっているそれは今まで体験してきた少数の女性の物よりも大きく思えた。
 縛られたままの不自由な両手でリツコの内太股をおさえ、
 口の中で舌を上下に大きく動かす。
 大陰唇や小陰唇を舐め上げてもリツコは喘ぎ声の1つすら出さない。
 残念ながら膣の中へと舌を挿れられる程のテクニックをシンジは持っていない。
 普段彼女の性器に奉仕する男性は余程のテクニシャンなのか、
 不浄の穴専門なのか、はたまた真性のレズビアンなのか。
 どんな勝手な妄想をしても、最終的には自分の舌技は
 リツコを満足させられる域から程遠い、とシンジの脳内で結論付く。

 このままでは役立たずの烙印を捺されて捨てられてしまう。
 漸く見付けた自分を必要としてくれる、体だけだろうと金を払ってまで
 自分を欲してもらえる居場所が消えてしまう。
 シンジの目に涙が浮かんだ。零れないように飲み込もうと
 大きく音を立てて息を吸った。
 リツコの熟れた性器はそれでも未だシンジの唾液しか垂れていない。

「……綺麗な髪ね」

 細長く爪も手入れされたリツコの指がシンジの前髪の中に滑りこんだ。
 リツコの視点からは顔が見えない。
 幼さを感じる後頭部が自分の性器へと口付けて見えるのみ。
 その髪の流れが容易に誰かを想像させた。

「シンジ君の髪はサラサラして……色も触り心地もそっくりだわ」

 女性器を愛撫しながら、その口からは口先だけの愛の言葉すら吐かない所も。

「……憎らしい程に」
――グィッ
「痛ッ!」
「顔を付けないで舌を伸ばして舐めて頂戴」

 途端に冷たい声音に変わる。髪を掴まれて顔を上げられ
、無理矢理目を合わせらせた先に有るリツコの表情は酷く冷たい

「……はい」
「手も使わずに、縛った意味が無いでしょう」
「はい」

 突然機嫌を損ねてしまったのだろうか。しかし相手はリツコだが客だ。従う他無い。
 同じように不機嫌な声で返事をしてシンジは軽く縛られた手を太股から離した。
 体自体がベッドの端に邪魔されて、舌を懸命に伸ばしても何とか届く程度。
 ましてや髪を掴まれたままなので舌先でつつく程度の事位しか出来ない。
 仕方無しにシンジは必死で舌を伸ばす。
 最初に犯された日から常に支配される側に居たリツコは、初めて男を、
 しかも血の近く若い少年を支配出来た。





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