シンジきゅん受け系SSまとめ

名無し青年×シンジ3

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匿名ユーザー

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 シンジが自分に向かってこんなに長い言葉を喋るのは初めてだ。幼い声と舌足らずな口調。しかし発言の内容は不釣り合いに過激。
「……やっぱり帰ります。こんな汚い人間、お兄さんの部屋から居るのは嫌でしょ?」
「いや! もうこんな時間だし、俺は免許未だ取ってないから送ってやれないし、危ないから! ここに泊まっても何も問題は無いし、俺は別にシンジ君を汚いとか思ってないから……」
「僕の名前、覚えてくれてたんですね」
「まぁ、な」
 何だか照れ臭い。こんな状況なのに、シンジが名前を言っただけではにかむから。
「……あの、お兄さんは男が相手だと絶対駄目な人ですか?」
「え!? そんな事は……いや、な、何が?」
「何ってその……エッチな事とか」
 先程とは違い単語を言うだけで羞恥を含む表情を見せてくる。
――ゴクリ
「ま、まぁ……絶対駄目って程でもない、かな。は、はは」
 返事よりも先に生唾を飲み込んでしまった。シンジに聞こえる位大きな音で。
「じゃあ、今日はお兄さんがお客さんになってくれますか?」
「えっ……」
 シンジの言った事にもしてきた事にも驚いた。返事をするよりも早く両手を首に回し、体をもたれるように預けてきた。
 身長差が有るのでシンジの頭は丁度胸元に来る。このままシンジの背に手を回せば抱き締める姿になるだろう。
 回すべきか否か。
「だ、駄目です……か?」
 仕掛けてきたくせに緊張しているらしく声が掠れていた。



 自分の部屋に2人きりで居るが、シンジに関する事は殆んど知らない。
 シンジと言う名前、確か14歳。外見的な物を除けばそれしか知らないし、身長体重の細かな数値まではわからない。
 言ってしまえば名前も年も嘘を教えられたかもしれない。誕生日や血液型、趣味も特技も物の好き嫌いも何も知らないのだ。
 辛うじて知っているのは、シンジが性交している姿。
「あっ……」
 かなり強い力でシンジの背を体に引き寄せると、小さく驚きの声が漏れた。傍から見れば誰もが抱き締めていると思うだろう。
「でも俺、そんなに金持ってないぞ?」
 口ではそんな事を言いながら、目はシンジとベッドを交互に見ている。下に何も隠せない位低いベッドだが、そこまで狭くはない。抱き締めて改めて華奢だと思う体のシンジとなら、2人分の体重位充分に支えてくれるだろう。
「お金はもう貰ってますから。それに、お兄さんなら、お金……要らない」
 今、何て言った?
 本当はしっかり聞こえている。しかし小さく消えてゆく言葉の最後の部分は信じがたい。直訳すればそれは、自分とだけは金の為ではない性交をしたい、になる筈。
「じゃあ」
 シンジの細い肩を持って体を少し離す。驚きながら見上げてくる目と目が合う。
「宜しく頼……もう、かな」
「はい!」
 言葉を聞き終えたシンジの返事。どこか気弱そうな印象を覆す程に意思の強そうな濃紺見える瞳。
「それじゃ……と、取り敢えず、ベッド」
「はい」
 性交はいざやろうと意気込んでする物ではない。故に次はどういう行動を取れば良いのかわからず、言葉を噛んでしまう。
 対してシンジにとってはお金を受け取りました、さぁやろうと気合いを入れてからするのが性交になるらしく、自分よりは落ち着いて見える。
 こんな言動では童貞に見られるかもしれない、と不安を抱きながらベッドに座る。
「……? どうした?」
 左側に、枕の有る方に腰を下ろしたが、シンジは座りやすいよう空けた右側に座ろうとしない。それ所か何を思ったのかこちらの目の前に、床にそのままペタリと座った。
「足、開いて座って下さい」
 少し低い位置から上目遣いに頼まれては拒む事は出来ない。開く、の意味を理解してほぼ限界に近い両膝を真逆に向けて大股開きへと座り方を変える。
 この座り方では床に座っているシンジの視線が丁度股間に向かう。どこか、何かを期待している子供のような表情を浮かべたシンジの顔がそんな位置に有る為、熱が一気に体の中心へと向かった。
 清純そうな、何も知らない事を美徳として賞賛されていそうな顔が熱の集まる部分へと近寄る。そして手が伸びてくる。
――かちゃ
 金属音。シンジの手元を見れば着替える時と用を足す時の為に有るファスナーを捕らえ、そのまま下へと向かっている。
「わ、ちょ!?」
「何ですか?」
「何って! それ俺の台詞だよ! いきなり何す……」
「口で開けなきゃ駄目ですか?」
 何でまた口で? と考えている間にシンジが話を進める。
「その方が好きなら、そうしますけど……でも、涎付いちゃうから良くないと思いますよ」
 未だ幼く愛くるしい顔を仔猫が擦り寄る仕草でそのままファスナーの先端を唇で挟み、不器用ながら顔を下に進めて下ろしきった。
 外気のひんやりとした感触が下着越しに伝わり、次の瞬間にはシンジの吐息による生温かい感触に変わる。
 シンジの丸い後頭部しか見えないが、彼がきちんと口だけを使って下着から既に膨張を始めた性器を取り出したのがわかった。部屋の余り高くない室温と、口が塞がっているシンジの鼻から漏れる息が生々しい。
「お兄さんの、大きいですね」
 商売上の世辞なのか本気なのか。確かに服を着ていても遠くからわかる程に勃ち上がったそれは小さいとは言えないサイズになっている。
 シンジは捧げ持つようにそっと両手を根元に添えた。
 小さく赤い舌を出し、その舌先で性器の粘膜へと触れる。
「っ……」
 思わず声が漏れた。散々頭の中で妄想してきた出来事がこうして目の前で事実として起こっている。頭も体もついていけない。
 舐めると言うよりも欲する為に込み上げてくる唾液を絡めるように。亀頭部分を砂山で城を作る手順で色々な角度から舌を擦り付けてくる。
「ふ、ん……」
 シンジの唇からも息と声が漏れた。実際に舐められる悦も大きいが、視覚や聴覚に訴える物も大きい。頬擦りするように性器の竿部分を頬肉が、そして伸ばした舌先が上下する。
「ピクピクしてる」
 感想を述べたシンジの目がこちらを向く。大きく挑発的に誘惑する目。その真下に有る舌は尚も小さく刺激を与えてくる。
 更にその下の手が嚢に触れてきた。柔らかな手の感触が一定のリズムを保ってそっと押したり、そっと放したりを繰り返す。
 頬が離れ、それ以上に柔らかな唇が性器へと触れ、それだけで先端からは透明な液体が先走った。
 ハーモニカを演奏する要領で横から唇を押し当てての愛撫。スライドしながらもほんの僅かに開いた舌がスタッカートを奏でるようにノックしてくる。
「シンジ君、どこで……こんな事、覚えて……」
 上がった息での質問は自分の中で解決した。この子はこの外見に反して『これ』を仕事にしているのだ。
 もしこんな所を父との電話を終えた義母に見られたらどうなるだろう。部屋の鍵を閉め忘れた事に今更気付く。
 義母は今父とテレフォンセックスの最中に違いない。耳を澄ませば淫猥な声が聞こえてくる筈だ。
「何考えてるんですか?」離した唇を少しだけ尖らせ「気持ち良くなれませんか?」
「いや充分凄いよ」
「でも今、全然違う事考えてる顔、してませんでした?」
 意外と鋭い。答えない事も肯定と取ったか、シンジは口を開き、自分に出来る限界まで性器を口へと含んだ。
 女性器だとしても可笑しくない程熱く粘液の滑った空洞に今度は声も出ない。
「ん、んぉ……」
 一瞬性器の先端が喉の奥の柔らか過ぎる肉に触れた。シンジはすぐに少し顔を引く。目に涙を溜めて。
 密着したシンジの舌は動かずとも充分な刺激が有る。それが器用に性器をいっぱいに含んで狭い口腔で左右に移動するのだから、性器の高ぶりは収めようが無い。
――ちゅぷっ ちゃぷ、ちゅぷ
 唾液の音なのか先走りの音なのか、水音が淫らに聞こえてくる。唇が小さく動くので耳も性器の根元もくすぐったい。
 息をする度に男性特有の匂いが鼻腔をくすぐり、咥内では熱い性器が舌に直接脈打ってくる。それらが媚薬として作用する為にくらくらしてきたシンジは、右手を離して自分の股間へと運んだ。
「んふっ、ん……うっうぅ……」
 この位置からは見えないがシンジが服の上から自分の股間をゆるく握ったり離したりを繰り返しているのはすぐに見当が付いた。
「気持ち良いの?」
 奉仕している側に尋ねるのは逆だと思ったが、つい言葉が口をついて出る。
「ふ、ふぁう……」
 頬も鼻も目も羞恥で赤く染まった顔が性器を口にしたまま頷いた。
「じゃあ見せて」
「う?」
「脱いでシンジ君が興奮してる所見せてよ。俺だけチンコ見せてるなんて恥ずかしいだろ?」
 舌の動きが止まったのをこれ幸いに口が勝手に動いてしまう。しかしシンジは逆らわずに口から性器を離して立ち上がった。
 シンジは急いでシャツを脱ぎ、スラックスにも手を掛けて脱ぎ捨てた。……と言ってもこの場には不釣合いに簡単に畳んで床に置いたのだが。
 わざと子供らしく見せる為かと疑いたくなる無地の白いブリーフは、シンジの性器で形を変えていた。性器の先端が有ると思われる部分は小さく色までも変わっている。
 じっと見つめていると、シンジは己の下着に手を掛けてゆっくりと下ろす。
「余り見られるのは……その、恥ずかしいです……」
 現れた性器も恥ずかしそうにヒクヒクと揺れていた。
 下着に覆われる部分は簡単に日焼けをしないのでかなり白く、その中央で天井へ向かっている性器は紅薔薇を思わせる赤さをしている。毎週義母を喘がせていた性器がこれかと思うと不思議な気もするが、未発達なシンジの体や顔付きにはしっくりくる。
 自分は至ってヘテロセクシャルだと思っていたが、シンジに限り別らしい。証拠に同性の性器を見せられたのに自分のそれは萎える気配が無い。



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