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動き出す者、その名は・・・ ◆QkRJTXcpFI



D-7地区の森の中、
一本の檜の根元で一人の男が寝ている。
剽悍な顔立ちに、美しい口髭を持つナイスミドルである。

男の名前はハン。
世紀末の世に出現した、
弱肉強食の国家通称『修羅の国』を治める
三人の羅将の一人であり、
北斗神拳とは古くに分かれた北斗の拳、
北斗琉拳の使い手である。

しかし、この殺し合いの場における彼の名前は
もはや「ハン」では無い。
名前を変える能力を手に入れた参加者の一人、
ルガール=バーンシュタインに名前を変えられてしまったのだ。

今の彼の名前は、「ゼロ」と言う。


(俺ともあろう者が対峙した相手を三人も逃すとは・・・・不甲斐ない)
ハンがこの場で寝ていたのは、恐ろしく昂った怒気を鎮めて冷静になるためだ。
二人の小娘に、赤いタキシードの男。
小娘たちの方は、赤いタキシードの男と対峙している内に逃げられ、
赤いタキシードの男も、まるで地を滑るような奇妙な動きで逃げられた。

いくら突然に「名前を変える」などという奇怪な技を喰らって動じていたとは言え、
修羅の王としては余りにも情けが無い。

(73人か・・・)
先ほど流された放送によればもう参加者の約半数が命を落としたようだ。
自分がまだ一人の雑魚しか屠ってないにも関わらずにだ。
これでは羅将の名前が泣く。



(しかし「ゼロ」、か・・・・フフフ、悪い名前じゃない)
「ゼロ」は己の新しい名前について思いを巡らす。

ゼロ、日本語では零ともいう数字。
古代インドで発見され、その事実は、
数学の歴史に計り知れない業績を残したというが、
そのような話はどうでもいい。

(ククク・・・・・)

ゼロとは孤高の数字だ。
足すことも引くことも掛けることも割ることも出来ない、
何人にも左右されない孤高の存在だ。
何人にも侵されぬ孤高の存在・・・

「ゼロ」、中々いい趣味の名前だ。

「しかし、今のままでは名前負けだ・・・」
「ゼロ」は立ち上がる。
その顔を、木々の間からの朝日が照らし、
大胆不敵で、何処までも残虐な笑みを明らかにする。

かつて「今まで何人の人間を殺して来たのか」と聞いた部下に、
「百人より先は覚えていない」と返したことがある。
それほどまでに、自分は多くの人間を殺してきた修羅の中の修羅だ。

その自分が既に73人も死んでる内の1人しか殺していない現状は
我慢がならない。だから、

「残りは俺一人で全て屠ってくれよう」

その言葉の後、決意を新たに天に向けて新しい名乗りを上げる。

「我が名はゼロ。俺(ゼロ)を超える者は俺しかおらん」

【D-7 /一日目 朝】

【ゼロ(ハン)@北斗の拳】
[服装]重厚な服とマント
[装備]無し
[支給品]支給品一式、ランダム支給品(確認済み)
[状態]ハイテンション、強い心意気
[思考・行動] ゼロを超える者はゼロしかいない
1:残りの参加者を皆殺し

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髭の方は2000だけ ゼロ(ハン) 小さな星が導く時
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