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絶対に過信してはいけないK1ダイナマイト24本 ◆.pKwLKR4oQ



「あはははははははははははははは」

前原圭一は自分の運の良さに笑っていた。
不意を突かれて銃で撃たれたが、防弾チョッキを着ていたおかげで無事だった。
川に落ちて湖に流されても、禁止エリアに注ぎ込む川に向かわずに無事に南岸に上陸できた。
とりあえず南下すると、服が半分乾く頃には無事にハロワに辿り着けた。

そして、何よりハロワ前の生垣に埋もれていたデイパックを見つけられた。

ここでも圭一は運が良かった。
数時間前にここを訪れたハオはテリーの死体に注目していたせいで生垣の中まで目を遣っていなかったのだ。

「ダイナマイトが24本! これならフランツさんみたいな化け物でも木っ端微塵だぜ!!!」

そして中身はなんとダイナマイト腹巻。
さすがにこれを身に付けて特攻する気は毛頭ないが、ダイナマイトの部分だけ分けたら24本にばらせた。
しかも親切にも着火用のガンライターまで入っていた。
その他に何やら由緒がありそうな笛が入っていたが、そんな事はどうでもよかった。
これだけあればまだ少年の身である圭一でも十分に参加者を葬る事が出来る。

「そうだ、取り戻すんだ……」

都会にいた頃は毎日が灰色の日々だった。
最初は誰かに命じられるままにただ道を歩くだけの平凡な毎日の繰り返しだった。
転機は些細な事だった。
母親の薦めで受けた試験で良い成績を出した塾に入った事でメキメキと成績は面白いように伸びた。
そしてそれに伴って自分よりも成績の劣る者を見つけては優越感に浸っていた。
それは紛れもなく喜びというものだった。
だがその優越感も時と共に当然のものとなり果ててしまい、いつしか味気ない物へとなっていた。
すぐにまた毎日が灰色の日々となった。
しかも今度は以前よりもさらに深刻だった。

だから、あんな事件を起こしてしまった。

だが雛見沢に来てからの日々は今までとは比べ物にならないくらい色鮮やかなものだった。
それはおそらくかけがえのない仲間と出会ったからだ。
もう毎日が驚きの連続だった。
弁当ってこんなに美味かったのか。
放課後ってこんなに楽しかったのか。
月曜日はこんなにも待ち遠しいものだったのか。

笑顔ってこんなにも心を打つものだったのか。

「そう、誰の命令でもない! 俺が選んだ道!」

社長だとか殺し合いだとかそんなのは関係ない。
これは仲間に危害を加える参加者から仲間を守るための戦いだ。

「全ては、あの日々を! みんなで笑い合える日々を! 取り戻すために!!!」


【1日目 昼/I-7 ハロワ前】
【前原圭一@ひぐらしのなく頃に】
【服装】ワイシャツにズボン(半濡状態)、防弾チョッキ@スパイラル ~推理の絆~、腹巻@ハカロワ
【状態】健康、仲間以外への強い疑念、胸に鈍痛、雛見沢症候群Lv.3?
【装備】ワルサーPPK(24/24)@現実
【道具】基本支給品一式×3、双眼鏡、ロープ、味噌『トシコシ』、ダイナマイト24本@ハカロワ、小枝@平家物語、ワルサーP38型ピストルライター@現実
【思考】
 基本方針:このくそったれなゲームをぶっ壊す。
 1:命に代えても部活仲間を守るために、危害を加えそうな参加者を殺し尽す。
【備考】
※本編終了後からの参戦です。
※本郷猛とフランツ・フェルディナンドは化け物のように恐ろしい危険な人物だと思っています。
※テリー・ボガードの不明支給品はダイナマイト腹巻@ハカロワ、小枝@平家物語、ワルサーP38型ピストルライター@現実でした。
※ダイナマイト腹巻はダイナマイト24本と腹巻に分けられました。


だが圭一は知らない。
この会場にはダイナマイト如きでは太刀打ちできないような参加者がいる事を。
しかし圭一がダイナマイトを手に入れて浮かれるのも無理はない。
今まで圭一が出会ってきた参加者はフランツとユフィの2人に加えて、死体となった右京とアンディとテリーの3人。
この5人とも見た目は普通の人間であり、さらに死体の状態も常軌を逸するものではなかった。
そのため無意識に圭一はこの殺し合いを「人間の範疇で行われるもの」と思いこんでいた。
フランツの冷静さもユフィの発狂もどちらも警官と狂人と考えれば十分理解できる範疇だ。
だから知らず知らずの内に圭一がそう思い込んでしまうのも無理はなかった。
しかしながら実際は人間の範疇を超える者もこの会場を闊歩している。

もしもそのような相手と対峙した時にダイナマイトを過信しすぎて無謀にも手を出すなどした場合。

♪デデ~ン 前原OUT

にならないといいのだが。


【ダイナマイト腹巻@葉鍵ロワイアル】
ダイナマイトが大量に巻き付けられている腹巻き。
出入りや鉄砲玉の時のファッションはこれでウッボー(キマリ)。芸術は爆発だ!
ハカロワでは名倉由依への支給品だった。

【小枝@平家物語】
平敦盛が所有する笛の名器。
元は平忠盛が鳥羽院から賜ったものだが、笛の名手であった敦盛が譲り受ける。
一の谷の戦いで討ち取られた平敦盛は当初名前が分からなかったが、この笛を持っていたので名前が判明した(敦盛の最期は平家物語名シーンの一つ)。

【ワルサーP38型ピストルライター@現実】
ルパンが愛用しているワルサーP38型の拳銃型ライター。
外見を無視すればただのライター。


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00:25森 前原圭一  


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