forever friend◆UemszzI7pgv
H-8 湖の東の岸 / 早朝
カン・ユーに支給されたダイビングビートルはPR液の劣化が酷く
そのままでは使用できない状態だった。
並のボトムズ乗りならATを放棄していただろうが
カン・ユーはプロのボトムズ乗りだった。
コクピットを降りたカン・ユーがATの脹脛にあるアクセスパネルを開け
ロック機構を手動で解除すると
ダイビングビートルの胴体が膝を支点にして前方に向って沈み込み
降着ポーズと呼ばれる独特の姿勢を取る。
続いてATの背中に取り付けられたバックパックのメンテナンスハッチを開け
反応促進用の触媒のタンクを取り外すと
中身をPR液の注入口に注ぎ込み
更にはズボンのチャックを下ろして自分の小便を注入する。
コクピットに戻ってコンソールを睨むカン・ユー。
「信じてるぞワップ…」
待つこと数分。
マッスルシリンダーが稼動状態になったことを示す緑のランプが点灯する。
「やったぁ!」
カン・ユーは手を叩いた。
「これで急場は凌げるだろう、武器屋に行けば交換用のPR液も手に入るはず」
ゴーグルを装着しハッチを閉めるカン・ユー
「まってろよキリコぉー!」
フットペダルを踏み込むと
ATの足裏に装備されたグライディングホイールが唸りをあげ
ダイビングビートルが爆発した
そのままでは使用できない状態だった。
並のボトムズ乗りならATを放棄していただろうが
カン・ユーはプロのボトムズ乗りだった。
コクピットを降りたカン・ユーがATの脹脛にあるアクセスパネルを開け
ロック機構を手動で解除すると
ダイビングビートルの胴体が膝を支点にして前方に向って沈み込み
降着ポーズと呼ばれる独特の姿勢を取る。
続いてATの背中に取り付けられたバックパックのメンテナンスハッチを開け
反応促進用の触媒のタンクを取り外すと
中身をPR液の注入口に注ぎ込み
更にはズボンのチャックを下ろして自分の小便を注入する。
コクピットに戻ってコンソールを睨むカン・ユー。
「信じてるぞワップ…」
待つこと数分。
マッスルシリンダーが稼動状態になったことを示す緑のランプが点灯する。
「やったぁ!」
カン・ユーは手を叩いた。
「これで急場は凌げるだろう、武器屋に行けば交換用のPR液も手に入るはず」
ゴーグルを装着しハッチを閉めるカン・ユー
「まってろよキリコぉー!」
フットペダルを踏み込むと
ATの足裏に装備されたグライディングホイールが唸りをあげ
ダイビングビートルが爆発した
【カン・ユー大尉@装甲騎兵ボトムズ】死亡?
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