古手梨花のなく頃に◆MrWWMupjJ6
えっちらおっちらと山を降りたズシオと梨花。
二人が辿りついたそこはハッテン場だった。
据えたようなえもいえぬ臭いに梨花が鼻を押さえて呟く。
二人が辿りついたそこはハッテン場だった。
据えたようなえもいえぬ臭いに梨花が鼻を押さえて呟く。
「みー、なんだか淀んでいるような・・・変な空気なのです」
「おいおい梨花、怖気づいたのか?ならば余にすがり付くといい!」
「おいおい梨花、怖気づいたのか?ならば余にすがり付くといい!」
笑いながらズシオがのたまった。
「ズシオにすがり付くぐらいなら、マヨネーズにでもすがり付いたほうがマシなのです」
笑顔で梨花も言った。
「おいおい反抗期か?マヨもっと食う?」
「マヨかけごはんなんて食べてるのはズシオぐらいなのです」
「はっはっは!そんな馬鹿な!」
「マヨかけごはんなんて食べてるのはズシオぐらいなのです」
「はっはっは!そんな馬鹿な!」
何がおかしいのか腹を抱えて爆笑するズシオ。
それを見ながら梨花はため息をつく。
ああ、早くまともな人間に出会いたい。
それだけが今の梨花の望みだった。
それを見ながら梨花はため息をつく。
ああ、早くまともな人間に出会いたい。
それだけが今の梨花の望みだった。
森の中、公園を見つけとりあえずそこへ入った。
ベンチに一人の男が腰掛けているのを見て、梨花はほっとため息をつく。
数時間ぶりに見たズシオ以外の人間だった。
急いで近よりその姿が鮮明になった瞬間、梨花は硬直した。
なんとその男の下半身は・・・丸出しだった。
そして男は言った。
ベンチに一人の男が腰掛けているのを見て、梨花はほっとため息をつく。
数時間ぶりに見たズシオ以外の人間だった。
急いで近よりその姿が鮮明になった瞬間、梨花は硬直した。
なんとその男の下半身は・・・丸出しだった。
そして男は言った。
「や ら な い か ?」
と。
「ウホッ!いいマサさん・・・」
「マサさんって!?」
「マサさんって!?」
ズシオの呟きに突っ込む梨花。
「ズ、ズシオ!どう見ても危険人物なのです!その・・・下半身がまるだしなのです!」
だから早く逃げようと言ったつもりだったのだがズシオは平然と言い返してきた。
「余も上半身、丸出しだ!」
「上と下の差は結構大きいのです、ここは逃げるべきなのですよ!」
「!?・・・おお、トイレの中から手を振っているぞ!センスのいい服装といい、話を聞いてみよう!」
「待つのです!・・・待ちなさい!ズシオどう見ても罠よ!」
「別にとって食われたりはせんのだろう」
「別の意味で食べられるわよ!」
「上と下の差は結構大きいのです、ここは逃げるべきなのですよ!」
「!?・・・おお、トイレの中から手を振っているぞ!センスのいい服装といい、話を聞いてみよう!」
「待つのです!・・・待ちなさい!ズシオどう見ても罠よ!」
「別にとって食われたりはせんのだろう」
「別の意味で食べられるわよ!」
思わず叫ぶ梨花に不思議そうに聞き返すズシオ。
「別の意味?なんだそれ?」
「え、そ、その・・・とにかく危険なの!」
「え、そ、その・・・とにかく危険なの!」
顔を赤くしていいかえすと、ふと真剣な表情でズシオが言った。
「安心しろ梨花、なにが起ころうがきっと守ってみせる。それが王としての勤め・・・お前ももっと余を信じろ!」
「ズ、ズシオ・・・みー、分かったのです、ボクもズシオを信じます。だから気をつけていくのですよ、ズシオ」
「任せておけ!」
「ズ、ズシオ・・・みー、分かったのです、ボクもズシオを信じます。だから気をつけていくのですよ、ズシオ」
「任せておけ!」
ズシオを信頼してその後を追って梨花もトイレに突入した。
トイレの中にズシオは入る。
近づくと男は静かに振り向き聞いてきた。
近づくと男は静かに振り向き聞いてきた。
「よかったのかホイホイついてきて?俺はノンケだって少女が見ていようが構わず食っちまうぜ?」
「わけわからんが、構わん!」
「わけわからんが、構わん!」
そうはっきり答えた。
そして男の顔がズシオに近づく。
ズシオは生理的になんかとっても嫌な・・・危険を感じた。
そして男の顔がズシオに近づく。
ズシオは生理的になんかとっても嫌な・・・危険を感じた。
「う・・・うわああああぁ!!」
思わず叫び近くにあったもので近づく男の顔を防ぐ。
ズキュゥゥゥン!!
「あ・・・つい・・・!!」
バタバタバタ!
近くにあったモノ、男の顔を防ぐ為に掲げた梨花の足がかつて見たこのない動きを見せた。
男の顔と梨花の顔がくっついたそれを見ながら、ズシオはゆっくりと梨花を床に下ろす。
男の顔と梨花の顔がくっついたそれを見ながら、ズシオはゆっくりと梨花を床に下ろす。
「そ、その、悪かった。余、余はそんなつもりでは・・・」
「・・・」
「・・・」
こちらの言葉に無言で答える梨花。
「お、怒っているのか?そんなに余の事が嫌いか?」
梨花の目を覗き込むと、こう書かれていた。
右目に「絶対」左目に「殺す」と。
プパっと鼻から何かを出し、ズシオは後ずさる。
そして梨花がようやく口を開く。
そして梨花がようやく口を開く。
「ズシオ・・・そこに座りなさい」
実に凍えるような声色で。
「な、なあ梨花?なぜ余に刺さっていたトマホークを握っているのだ?」
ゆらりと斧を握って近寄る梨花にズシオは問いかけた。
「護身の為よ」
「な、なあ梨花?なんでよってくるのだ?」
「な、なあ梨花?なんでよってくるのだ?」
斧を振りかぶる梨花から逃げながら更に聞く。
「ズシオの頭を少し冷やすためよ」
「な、なあ梨花?なぜ、トマホークを振りかぶってるのだ?」
「それはズシオの頭を割るためよ!!」
「な、なあ梨花?なぜ、トマホークを振りかぶってるのだ?」
「それはズシオの頭を割るためよ!!」
「ほぎゃあーーーー!!余は死にとうない!」
「大人しく当りなさい!」
「キスごときで怒るな!」
「それはもう言うなーーー!」
「待て!梨花、余にキスしろ!それでおあいこだ!」
「するか!」
「大人しく当りなさい!」
「キスごときで怒るな!」
「それはもう言うなーーー!」
「待て!梨花、余にキスしろ!それでおあいこだ!」
「するか!」
トマホークがズシオの背中に刺さる。
「うっ・・・メッチャ痛い!」
涙目のズシオを更に近くにあった激しく流れる川へと突き落とす。
「あ~れ~・・・」
激流にあっとい間に飲み込まれてしまう。
あっというまに流されていくズシオ。
それを見ながら梨花はぺたんと地面に座り込んだ。
梨花はそのままその場で2時間眠った・・・
それを見ながら梨花はぺたんと地面に座り込んだ。
梨花はそのままその場で2時間眠った・・・
そして・・・
目を覚ましてからしばらくして、ファーストキスをホモに奪われた事を思い出し・・・
- また泣いた。
ズシオはその後、泣きながら帰ってきたが。
梨花は口を聞いてあげなかった。
その後、土下座して謝ってきたのでとりあえず許したけど。
梨花は口を聞いてあげなかった。
その後、土下座して謝ってきたのでとりあえず許したけど。
【J-6・町中 一日目 早朝】
【古手 梨花@ひぐらしのなく頃に】
【服装】服
【装備】なし
【状態】悲しみ
【持ち物】支給品一式 、茶碗とマヨネーズと箸
【思考】
1:部活メンバーと合流する
2:殺し合いという運命に抗う
3:早くまともな人間に出会いたい
【古手 梨花@ひぐらしのなく頃に】
【服装】服
【装備】なし
【状態】悲しみ
【持ち物】支給品一式 、茶碗とマヨネーズと箸
【思考】
1:部活メンバーと合流する
2:殺し合いという運命に抗う
3:早くまともな人間に出会いたい
【ズシオ@余の名はズシオ!】
【服装】上半身裸、ズボン
【装備】なし
【状態】健康
【持ち物】支給品一式
【思考】
1:梨花がグレた!?
【服装】上半身裸、ズボン
【装備】なし
【状態】健康
【持ち物】支給品一式
【思考】
1:梨花がグレた!?
そして一方忘れられたトイレの中。
そのころ阿部さんは、女の子とキスしたショックで昇天していた。
【阿部高和@くそみそテクニック(漫画) 死亡】
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水難事故 | 古手 梨花 | マジカルロリータ |
水難事故 | ズシオ | マジカルロリータ |
熱いぜマイキーさん | 阿部高和 | GAME OVER |