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フラグ命verオールジャンル ◆ykGSMmp98o



その男は感動していた。
無駄に長い髪に、にきびだらけの顔をニタつかせ一人喜んでいた。
(やっぱり、俺は只の人間じゃなかったんだな!)
男の名前は鈴木万吉。
バトルロワイヤル・パロディ通称パロロワの書き手だった。

ここまでの流れは万吉にとって普通であった。
他の参加者と違って驚くこともない。目の前に職業安定所、通称ハロワがあるのはムカツクが
それよりも気になるのは、このロワが一体、何ロワイヤルなのかだ!
これは自分の可能性と比例していく。
つまり、アニメ関係なら自分は幾多ある平行世界のうちアニメキャラ、しかも主役級の可能性を秘めている。
あの薄暗い部屋でパソコンの前にいるだけの自分じゃない、憧れのキャラ達と同じ……いや、それ以上の可能性を秘めているのだ。
あまりの喜びにいてもたってもいられない。
だが喜んでばかりもいられない。
そう、今まで自分が沢山キャラを殺してきたのと同様に自分も死ぬかもしれないのだ。
しかし、注意さえすれば簡単に死なないこともわかっていた。
特に注意する点はこの二つだ。

カレーとシチューには近づかない。
拡声器を発見したら即座に破壊もしくは逃げる。

これは重要。特にカレーとシチューがヤバイ。自分もこのフラグで二桁は殺してる。
ここで、万吉は支給品を確認していないことに気づいた。
(重要イベントだというのに忘れてたぜ)

急いでデイバックを空けると中から出てきたのは
スーパーでよく見かけるカレー粉 カレーの王子様と 拡 声 器 だ っ た。
万吉の口がパクパク動く。速攻で二つの支給品を遠くに投げると同時に走って逃げ出した。

(危なぇ!というか、またかよ!!!! ………????? また???
 なんか前にも同じことがあった気がするんだが気のせいか??まあ、でも何とか死亡フラグ二つ解除したぜ)
冷や汗をかきながら安堵する。
ほしいのは恋愛フラグであって死亡フラグはいらない。
そうだ、自分の好きな恋愛フラグ!それがほしいんだよ。
このロワがガチ○モロワでもない限り、女の子がいるはずだ。
それにこのロワが何ロワなのかも判断したい。
その為には誰かと接触するのが一番だ。
接触する人物は
当然マーダーは却下。
熱血キャラも戦っている最中に自分が殺されて更に熱血展開に持っていかれそうなので却下。
頭のいい奴もステルスマーダーの危険があるので却下。
知り合いを探すか?いや……それも同作品が会うとそれだけで死亡フラグだ、却下。
裏をかいて自分が優勝目指すか?……マーダーは恋愛フラグ立ちにくいから嫌、却下。

――――――誰とも接触できねぇ

だが自分の強みはロワ知識と原作知識豊富な所だ。
ロワなら自分が把握している作品からも登場しているはず、つまりマーダーフラグ持ちまくりの奴が分かる。
更にほぼ確実にマーダー化しない奴もわかる。これは大きいし楽しみでもある。
(憧れのキャラ達と競演か)
まずは恋愛フラグ探し、次に脱出フラグ支給品をゲットした人物を探す、脱出フラグ支給品はそれだけで生存確率が上がる。
気持ち悪い笑顔を浮かべながら万吉は恋愛フラグと脱出フラグ支給品を探す旅に出る。



【位置:I-7 ハロワ付近/深夜(00:10)】
【名前】鈴木万吉
【服装】ニート専用パジャマ
【状態】 興奮
【装備】なし
【持ち物】支給品一式
【思考】
1:恋愛フラグと脱出フラグ支給品を探す
2:死亡フラグからは何があっても逃げる
3:何ロワイヤルなのかを考察する。
4:なんか似た体験をした記憶があるような、ないような

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