あとは解説書に書いてあったよ ◆iet9mpGEeA
まず、君たちに下図を見てほしい。
○ . |
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人 .|
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人 .|
ここに、二人の人物がいる。
いや、片方は人物と呼ぶには疑わしいが……便宜上人物とさせていただく。
では、左側の人物だが。彼の名は……ん? なんだって?
上の図には一人しか人間がいない? そんなバカな話があるか。
君の目が節穴か何かでなければ、しっかりとここには二人の人物がいる。
メガネの貴方はメガネをかけなおして、コンタクトの貴方はコンタクトを入れなおしていただきたい。
いや、片方は人物と呼ぶには疑わしいが……便宜上人物とさせていただく。
では、左側の人物だが。彼の名は……ん? なんだって?
上の図には一人しか人間がいない? そんなバカな話があるか。
君の目が節穴か何かでなければ、しっかりとここには二人の人物がいる。
メガネの貴方はメガネをかけなおして、コンタクトの貴方はコンタクトを入れなおしていただきたい。
かけ直していただけただろうか? ではもう一度さっきの図を見てほしい。
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人 .|
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人 .|
……どうだろうか? 二人の人物が見えただろうか?
え? 見えない? 貴方も強情な人間だ。
先入観にとらわれていては正しい判断は出来ないのだよブツブツ……。
……ん? ああ、失礼失礼! どうやら君たちの「視点」が悪かったようだ。
90°、90°回り込んでほしい。方向はどちらでも構わない。
え? 見えない? 貴方も強情な人間だ。
先入観にとらわれていては正しい判断は出来ないのだよブツブツ……。
……ん? ああ、失礼失礼! どうやら君たちの「視点」が悪かったようだ。
90°、90°回り込んでほしい。方向はどちらでも構わない。
……ディスプレイを回せというわけではないから、安心してくれ。
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○ ○
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人 人
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人 人
ほうら、見えただろう?
では、物語をはじめさせて頂きたい。
注意してほしいのは、片方の人物の外見。である。
では、物語をはじめさせて頂きたい。
注意してほしいのは、片方の人物の外見。である。
「殺し合い……ねえ、まったくそういうの縁がなかったはずなんだけど」
飛行少年……といっても彼が本当に空を飛ぶわけではない。
飛行機を操るテクニックに関しては右に出るものはいないとされる少年アルフレッド。
なぜ? 此処に呼ばれたか?
ただ、それを考えるだけ無駄なような気がして、アルフレッドはわりかし早くに考えることをやめたのだ。
「支給品でも確認するか……はぁ……」
溜息をつきながら、デイパックに手を入れた……まさにその時!
「ネエネエ キミハダアレ?」
機械質な声がアルフレッドの耳へ届く。
辺りを見回してみても、人影のようなものはまったくみえない。
でも声は聞こえる、これはどういうことだろうか?
頭の中で整理する時間すら与えずに「誰か」は喋り続ける。
「オーイ ココダヨ ココ ビブリハココダヨー!!」
どうやら、話しかけてきているのはビブリと名乗るらしい。
それでも、その姿は見えない。透明になるニンジャの術の類だろうか?
声のするほうを目を凝らしまくってよーくみると、一本の線が見える。
まさか……線が喋っているのか?
「ン? ヤットビブリニキガツイテクレタカナ?」
しかし、線が喋るなんて摩訶不思議なことが起こるはずが無い。
線は確かに動いているが口らしきものは見当たらない。
「ど、どういうことだぁ~~?!」
アルフレッドが思わず倒れこんだその時、一匹の姿が見えた。
飛行少年……といっても彼が本当に空を飛ぶわけではない。
飛行機を操るテクニックに関しては右に出るものはいないとされる少年アルフレッド。
なぜ? 此処に呼ばれたか?
ただ、それを考えるだけ無駄なような気がして、アルフレッドはわりかし早くに考えることをやめたのだ。
「支給品でも確認するか……はぁ……」
溜息をつきながら、デイパックに手を入れた……まさにその時!
「ネエネエ キミハダアレ?」
機械質な声がアルフレッドの耳へ届く。
辺りを見回してみても、人影のようなものはまったくみえない。
でも声は聞こえる、これはどういうことだろうか?
頭の中で整理する時間すら与えずに「誰か」は喋り続ける。
「オーイ ココダヨ ココ ビブリハココダヨー!!」
どうやら、話しかけてきているのはビブリと名乗るらしい。
それでも、その姿は見えない。透明になるニンジャの術の類だろうか?
声のするほうを目を凝らしまくってよーくみると、一本の線が見える。
まさか……線が喋っているのか?
「ン? ヤットビブリニキガツイテクレタカナ?」
しかし、線が喋るなんて摩訶不思議なことが起こるはずが無い。
線は確かに動いているが口らしきものは見当たらない。
「ど、どういうことだぁ~~?!」
アルフレッドが思わず倒れこんだその時、一匹の姿が見えた。
そう、一匹の「線で出来上がったウサギ」の姿が。
「あ……あ……?」
すぐに状況を理解しろ。というほうが酷だろう。
なにしろ、線が動いて線が象って線が喋ってるんだから。
「ア ヤットビブリノコトワカッテクレタンダネー イヤーヨカッタヨカッタ」
しかし、分かったところでやはり状況を整理するのは難しそうだ。
「あ……あ……?」
すぐに状況を理解しろ。というほうが酷だろう。
なにしろ、線が動いて線が象って線が喋ってるんだから。
「ア ヤットビブリノコトワカッテクレタンダネー イヤーヨカッタヨカッタ」
しかし、分かったところでやはり状況を整理するのは難しそうだ。
【D-9/伝説の樹の傍/一日目/深夜】
【アルフレッド@餓狼伝説】
[状態]:ちょっと困惑
[装備]:なし
[道具]:不明支給品(1~3)、基本支給品一式
[思考]
基本:殺し合いには乗らないつもり
1:目の前の線(?)に対処。
[状態]:ちょっと困惑
[装備]:なし
[道具]:不明支給品(1~3)、基本支給品一式
[思考]
基本:殺し合いには乗らないつもり
1:目の前の線(?)に対処。
【ビブリ@ビブリボン】
[状態]:健康(?)
[装備]:なし
[道具]:不明支給品(1~3)、基本支給品一式
[思考]
基本:ビブリ コロシアイ シタクナイヨー ビエーンエンエン
1:ビブリ オトモダチ ツクリタイナア
[状態]:健康(?)
[装備]:なし
[道具]:不明支給品(1~3)、基本支給品一式
[思考]
基本:ビブリ コロシアイ シタクナイヨー ビエーンエンエン
1:ビブリ オトモダチ ツクリタイナア
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GAME START | アルフレッド | 情けは他人のためならず、なのだ☆ |
GAME START | ビブリ | 情けは他人のためならず、なのだ☆ |