※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

Flame and bomb ◆rc417qeK9o


スぺランカー先生は走る。走る。走る。
蝙蝠の糞で死ぬと言われた肉体はすでになく、狂気の超人となった。
目指すは次の獲物。自らの力を示すために。

風の音が聞こえる。それは唸り、死者が怨みの声を挙げているのか。
いや、自らの肉体が空気という物質を切り裂き悲鳴を挙げさせてるだけだ。

「いいいいいいぃぃぃぃぃぃやっっっほおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!」


木々が脇をすり抜け、道が後ろにでき、目前には橋が見える。

そこに次の獲物がいた。

その男は何度も転んだのだろう。いたるところに痣がある。
しかも持ち物といえば手に持つアタッシュケースのみ。
服すら来ていないその男は慎重にその橋を渡ろうとしていた。

格好の的である。新たな能力を試す時が来たと確信する。

「うおおおぉぉぉぉぉぉ!!! あちちちちぃぃぃぃぃいいい!!」

直後、全身から焔が噴き出す。超能力「発火」発動。
恐るべき速度を保ったまま、炎の弾丸となってアタッシュケースの男に突撃する。
アタッシュケースの男は気づかない。

――激突

「あがががが」

肉が潰れ骨が砕ける感触が伝わってくる。
アタッシュケースの男が、声を挙げているがその言葉に意味を感じることなどできない。

「くくく……死ね!!」
肉が焼ける不快な臭い、同時に橋に火が移り、燃え始める。

「ああ……ああああ……ぁぁぁぁ……」
やがて、アタッシュケースの男の声が徐々に小さくなる。

「くくくく……ははははははは!!!!!」
対象的にスぺランカー先生の哄笑が大きくなる。

そして――

「ぁ……」

――声が、途絶えた。

新しい力も実に使い勝手がよい。
そう思いながらスぺランカー先生は力の確認を終える。

アタッシュケースの男の全身から力が抜ける。



――すとんとケースが橋の上へと落下した。

同時、スぺランカー先生の意識が危機感を訴える。

「なんだ?」

一瞬の疑問。

だが、その疑問はケースを見た瞬間解消された。

「爆弾か!!!!」

そこにあるのは今、まさに爆発しようとしてるアタッシュケース。
選択肢は多くない。

逃げるか?
無理だと判断。この爆弾の威力を直観する。

ならばできることは一つ。

スぺランカー先生は瞬時に判断すると、アタッシュケースを抱え込む。

爆発

そのアタッシュケースは間違いなく爆発した。
しかし、まだ、その爆風が橋を覆わない。
いや、爆音すら伝わらない。

なぜなら、

「ぬううううぅぅぅぅぅ!!」

スぺランカー先生は腕からエネルギー衝撃波を放ち続け、その爆発を包む。
爆発と均衡を保ち、今現在は破壊をまき散らすことはない。

「くっくっく……この程度で、死んでたまるかあぁぁぁぁああああ!!」

スぺランカー先生は吠え、エネルギー衝撃波を制御、
針の穴のような一点のみエネルギー衝撃波を解除。
その方向は、空。

半径100mに及ぶような破壊力が一点のみに開放された時、どうなるか?

答えは簡単だ。
爆発はアタッシュケースの破片と共に、まるでロケットのように吹きあがった。
その勢いは衰えることなく空へと飛び続ける。



「……ふぅ。危ない所だった」

スぺランカー先生は呟き橋を渡り切る。直後に橋は燃え落ち、崩れていく。

「それにしても、素晴らしい。この力は本当に素晴らしい!!」

爆弾の威力すら抑え込む威力に感動すら覚える。
スぺランカー先生の笑い声がひたすら続く、続いていく。

――自らの体の変調に気づかぬまま。

【曲がると転ぶ男@ラサール石井のチャイルズクエスト 死亡】

備考:F-3の橋が焼け落ちました。

【F-3/午前 /焼け落ちた橋の近く】

【スペランカー@スペランカー】
【状態】暴走、超能力者化 、変調(気づいてません)
【装備】デスクリムゾン@デスクリムゾン、懐中電灯@現実、ブライオン@LIVEALIVE
【道具】基本支給品一式、しんのゆうしゃの未確認不明支給品0~2
    ピッケル@真女神転生if、不明支給品0~2
【思考】
 基本方針:超能力で好き勝手暴れまわる
1:実験台を探す。
【備考】
※殺し合いの事は忘れています。
※放送を聞き逃しました。
※後一回超能力を使うと死にます。

※現在の先生は超能力者です。
以下の能力が使用できます。

★超体力・超感覚
人間の潜在能力を引き出せるので、
常人の何十倍もの筋力で超スピードの運動能力やジャンプ力・怪力を発揮する。
視力・聴力も非常に鋭敏で事前に本能的に危機を察知するなどの超感覚もある。
★超再生能力
瀕死の重傷を負っても短期間で回復できる。
★フライング能力
どんな高い所からもクルクル回転しながら猫のように受身をとって着地する。
★テレパシー
他人の心の中を読んだり、遠隔地にいる相手に自分の意思を伝えたりする。また他の超能力者から読まれ

ないように自分の心にバリアーを張ることもできる。
使用するには、30秒から1分の精神集中が必要。」
★催眠術
特殊な眼光で一瞬にして相手を催眠状態にして意のままに操る。
効果の持続時間はそれほど長くない。
★変身能力
顔の筋肉を変化させて他人の顔になる。
全身の筋肉も同様に変化させ、別人になりすますことができる。
★発火能力
全身から火炎を発する超能力。
主に全身から高温の炎を吹き出し、体当たりする。
★精神動力(テレキネシス)
念力で周囲の物体を自由に動かすことができる。
岩を飛ばして敵にぶつける、ミサイルの軌道を変える、敵の乗物同士を衝突させる、
建物に振動を加えて崩すといった使い方をする。
この能力を使う際は、片膝を着き、
下に向けて伸ばした両腕を交差するポーズを取る事が多い。
★エネルギー衝撃波
腕から衝撃波を放って相手の内臓をズタズタにしてしまう。
凄まじい威力を持つが、相手と組み合わなければ放つことが出来ない。
大量のエネルギーを消費するため、使い過ぎると老化現象を起こす。

◆超能力のデメリット
超能力は強力だが、決して無限ではない。
使えば使うほど激しい疲労を起こし、
急激に力を消耗すると老化現象をおこす。
また、力の源である血液を大量に出血すれば力は弱まり、命を落とす。

「キングハート様!」

「なんだ?」
慌ただしく入ってきた社長に対し、キングハートは退屈そうに答える。
その様子に気付かぬまま、社長の顔色は青ざめ、掛け足に話す。

「会場の上空に設置した首輪の手動爆破用発信機の端末が……故障しました!
修理には最低3日かかります。再設置もすでに始めている以上難しいです。復旧はまず不可能かと」

「ふむ。それで?」
「……それでといますと?」
社長の疑問に対し、キングハートは言葉を重ねる。

「自動爆破機能はどうなっている?」
その言葉にさらに慌てたように社長は話す。

「え、あ、はい。それは問題ありません。禁止エリアについては正常に作動します」
「なら、いい」

キングハートの言葉に社長は動きを止める。
「は?」
「奴らがこの故障について、知る術などないということだ。
この程度、運営の障害にはならないだろう?」

「……はっ。確かに」
「引き続き、続行せよ」
「……はっ!!」

社長は踵を返し、去っていく。

暗い部屋。その中にキングハートは再び一人になる。
その顔には今までの退屈さは消え、歪んだ笑みが浮かんでいた。

「そうだ。それでいい。想定外がなければ意味などないからな」

その呟きの後、一人残るその部屋に嗤いが響いた。
しかしその嗤いを聞くものはいない。


【備考】

首輪の手動爆破機能のみ使用不可能に陥りました。
禁止エリアなどの自動で爆破する機能は正常に動作します。


時系列順で読む

Back:その名は101 Next:ハンバーグって言ったのにどうしてスパゲティが出てくるの

投下順で読む

Back:雑貨屋、血に染めて Next:ハンバーグって言ったのにどうしてスパゲティが出てくるの

その名は101 スペランカー 無謀な洞窟探検者
ババ抜き 曲がると転ぶ男 GAME OVER


|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|