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Lの名推理/死なない者達 ◆.pKwLKR4oQ



「……ん、あれ……? おかしいアル……?」

人ならざる異形の参加者。
その中でも一際異質な存在。
L字にしか見えない青い身体を持った参加者。
名簿には「L字ブロック」を表記された彼は今違和感を覚えていた。

そう『2時間も前に行われた放送』について。

「…………確かめるアル」

そう言ってL字ブロックはデイパックの中から名簿を取り出して違和感の正体を確かめるべく、ある人物の名前を探し始めた。
ちなみに名簿にはきちんとペンで死者の名前に横棒が引いてある。
え、どうやってペンを持ったかだって?――たぶんドラえもんと一緒みたいな感じ……。

「……や、やっぱり……生きているアル!?」

目的の名前をすぐに見つかった。
その名前とは『秋山深一』、教会でL字ブロックと六条御息所が共謀して殺した参加者……のはずだった。
教会でチェス、桜子、秋山の3人を殺したのは放送があった6時よりも前の出来事だ。
だからチェスと桜子は放送で名前が呼ばれたので名前の欄には横棒が引いてある。

しかし『秋山深一』の名前には横棒が引かれていない。
いやそれよりも放送で『秋山深一』の名前が呼ばれた記憶がない。

つまり秋山は死んでいなかったのだ。

「……どういうことアル?」

あの時は確かに教会の鐘に押し潰されて、原形を留めないほどの酷い死体になっている様子を六条御息所と一緒に確認している。
絶対に見間違えなどではありえない。
つまり秋山は鐘に押し潰されたぐらいでは死なないという事になる。
そのような芸当普通の人間にできるはずがない。

人ならざるL字ブロックの常人とは一線を画する頭脳がフルに回転する。
ありとあらゆる可能性を吟味して、ついに導き出されたその答えとは――。


「……なるほど……つまり秋山も不死者だったアル!!!」


――斜め上の答えだった。

「……謎は…………全て解けたアル」

一般人とは思えないほどの冷静さ。
何を考えているか分からない視線。
それも全て悠久の時を生き抜いて培われてきた老獪さという事であれば納得がいく。

……と、見当違いだが本人的には鮮やかすぎる自分の推理に酔い痴れるL字ブロック。

知らぬが仏とはまさにこの事である。

「……この殺し合いから生還できたら…………探偵になるのも悪くないアルね……世界一の探偵L字ブロック誕生アル!」

しかし真実を知らない探偵の暴走は止まらない。
彼の新たな目的地は人が集まる場所。
そこで『不死者・秋山深一』の情報を集めるのだ。
そして上手くいけば秋山の悪評をでっち上げて追い詰めたいと思っていた。



しかしその前に森の中で絶賛迷子中の現状をどうにかしないといけないのだが。


【1日目 午前/D-7 森の中】
【L字ブロック@テトリス(ゲーム)】
【服装】全裸
【状態】健康、人間への怒り、迷子(本人にあまり自覚なし)
【装備】なし
【持ち物】基本支給品一式、不明支給品1~3
【思考】
 1:主催者を含めて人間は許さない、アル!
 2.秋山を見つけて喰うアル!
 2:六条御息所と付き合いたい……アル。
【備考】
※テトリスのゲームがクリアor破壊されない限り死にません。
※チェスワフ・メイエルの知識を人差指の分以外全て手に入れました。
※秋山深一は不死者だと思っています。



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